ここ数年
サーキットで メキメキタイムが
上がっている 日産車の中の 1台
それが この ノートニスモです
(マーチニスモも同様です)
そんな ノートニスモの
チューニングの 弊害事例を
アップしてみたいと 思います
これみなさん
どこだか 分かります?
エンジンルームを 下から見た写真で
何かが 折れてるのが
分かりますでしょうか?
これは
右フロントドライブシャフトです
その原因となっているのが
ロアアームに 取り付けられた
ボールジョイント部の 破損
見たそのままですが
ちぎれてます
ここが 外れてしまうと
どうなるかというと
右のタイヤが 固定不可となって
こうして 暴れまくります
タイヤ 前後方向は
かろうじて
こうした フェンダー部が あるんで
前に 転がってっちゃうとか
そんな 風にはなりませんが
バンパーまで 破損します
これだけでも
相当な 問題なんですが
固定できない タイヤが 暴れる事で
ドライブシャフトも 大きく振られる形に
結果
こうして
ドライブシャフトが 折れたワケです
こうなってしまった 原因は
サーキット走行での
負荷が 原因とか
そんなんじゃーありません
こうした サスペンション部品を
ピロ化した 事が 原因で
ちぎれています
まー
100歩ゆずって
ちぎれてしまう位なんだから
そこに 剛性があれば
速く走れるという
証明でもあると
言えなくもないとは 思いますが
そういうのであれば
インストール後の メンテナンスは
それに 準じたものでなくては
いけないんじゃないかと 思いますね
こんなパーツ入れてんだったら
毎年交換でも 良いんじゃないかと
この現状を 見たら おもいますよ
例えば
足回りに 最初から
ピロが入ってる
スポーツカーなんて
珍しくなんか ありません
ただし
サスの全部では ありません
一部 ピロ化されている
足回りパーツが あって
そうした 部位は
痛みが 早いために
点検整備の 必要性が
言われるワケなんですよ
リフレッシュ点検を 受けた
スカイラインGTRの 人なんかには
直接現車を 見ながら 説明しますが
手が入ってない クルマは
5台中 3台位は
そうした箇所に ガタが出てます
R35GTRには
年に一度の GTR特別点検が
指定されていますが
当然 そうした部位の 点検をしています
基本的に
サーキット走行を している
ノートニスモ(マーチニスモも)は
こうした パーツの 痛みは 早いので
純正ブッシュのモノであれば
3年から 5年で 交換した方が良いです
交換してみれば 分かりますが
別に ピロに しなくっても
純正新品部品で
良くなったことが 体感できます
ピロ化 すれば
応力や 振動は
他の部位に 移ったりもしますので
そうしたクルマは
必ず 定期的な 点検というのは
受けておいた方が 良いですよ
ちなみに
これに 懲りたオーナーさんは
純正部品に 戻しました