その相談は
ある日 突然
僕に もたらされました
「34GTRを 手放そうと思っています」
え? と 言ったっきり
その後の 言葉に 詰まりました
フルノーマルから
10年近く かけて
ようやく ここまで 仕上げた
ミッドナイトパープル
まさかという 気持ちしか
起こりませんでした
手放さなければ いけない理由
それは
昨年の 東京の 大水害からの
治水整備計画による
ご自宅の 解体 及び
再建築の 為でした
治水整備の為
大きく ご自宅の 土地も
変わってしまい
駐車場が 思ったように
作れない事や
解体 立て直しの 期間
愛車を 置く 駐車場の 不安
現実として
34Rを きちんと 置いておける
場所の 確保が 難しい事は
明白でした
それと・・
最後に
きちんとした
状態にしてあげたいので
整備も お願いしますと
おっしゃいました
最後の メンテナンスでの
入庫の日
定期点検や 車検整備
オイル交換も 欠かさずに
やってきた この 34Rの
最後に オーナーさんが
気になっていたのが
直進安定性が
ほんの少し 悪くなっていた事で
古くなった
Z3から
最新型の RE-71RSへの 交換
4輪アライメントの 調整を行います
最後のメンテナンスを 終えた
ミッドナイトパープル3は
完全無欠の BNR34となり
次のオーナーさんへと
引き渡されます
そして
次のユーザーさんは
なんと あの松田次生選手!
松田選手からも
記念品を 貰い
別れを 惜しむように
2人で
この GTRの 話しを
ずっとしていましたね
ここで ボクも
もちろん
記念撮影 (笑)
松田選手は
この ミッドナイトパープル3を
購入する為
ベイサイドブルーの 34Rを
売却 していました
ベイサイドブルーを 売った事を
松田選手の ブログを 見て
知った 34オーナーさん達からは
残念がる 話しが
それこそ たくさん
来てたんですが(いっぱい言われた)
今だから 言いますが
松田選手が 34だけ
持ってないなんて事
あるワケ ないじゃないですか!(笑)
この ミッパー3は
ボクなら こうしたい という想いと
前オーナーさんの 夢に合わせた
理想的な 仕上がりとしてあります
だからこそ
ボクも
元の オーナーさんも
この 34Rの為にも
松田選手が 乗ってくれる事には
とても 感謝しています
前オーナーさんは
クルマの売却が 決まってから
あそこが 改造してみたかった
ここも やっておけば 良かったと
ずっと 言ってました
憧れだった 34GTRを 購入し
それこそ
こつこつ チューニングを重ね
色んな 思い出も 出来たと思います
34Rを 購入するまでの 道のりや
念願の R乗りに なってからの人生は
この
ミッドナイトパープル3の 様に
七色に 輝きながら
いつまでも
元オーナーさんの 記憶の中に
残ると思います
そして
売ると決めた あとに
しっかりと 最後のメンテナンスをして
少しでも 次の オーナーさんに
気に入って貰えるように
極上の 状態に してあげた事は
きっと
34Rには 伝わっていると 思います
今まで 夢の様な 時間をありがとう
そんな 声が 自然と聞こえてくる
別れの日でした
2020 12 リメイク版






