86号車が コースアウトしたのは
最終コーナーでの オーバーステア
(リヤタイヤが 外側に滑ってしまう事)
2輪用の クラッシュパッドが
あったため ガードレールへの
直接の ヒットは なく
足回りは 大丈夫でしたが
このまま 走行することは
当然ですが 不可能でした
自走で 大阪まで 帰る事も あるんで
とりあえず、復旧作業を 進めていきます
NPC高槻の 井ノ本君には
事前に つなぎで 来るように
話してあったんで 協力してもらい
NPC東京の 芳賀メカニック
大森ファクトリー 森田メカニック
そして NPC高槻の 井ノ本君の
ニスモショップの チカラを結集して
修理に 掛かります!
SSCT 山下選手は
拾った 砂利を 何も言わずに
清掃してくれていました
帰ってきた 直後は
もう 大阪に帰ります・・
そう うつむきながら 答えていた
86号車オーナー氏も
みんなが
何時間も かけて
修復して くれているのを 見て
いつしか 心の中の 何かに
小さな 火がともり始めました
土と 草で 真っ黒に なりながら
「これ!決勝走れますよー!」 と
下にもぐり
手を止めずに
必死に 叫ぶ 井ノ本君を 見て
「ほなら!走ります!!」
そう 答えた 86号車オーナー氏
自分だけちゃう
みんなの為にも
ここで たたな アカン・・・
彼の 真っ直ぐな目は
そう 言っているかの様でした
つづく




