通勤で、いつものように見る風景…
いつも見ている風景は、いつまでも見られる風景にあらず。
そんな思いから、2/10(日),11(祝)にカメラを持って姫路へ出かけてきた。
消えゆく風景とは、『姫路モノレール(廃線)』 の軌道。
現存するモノレール軌道の写真 を撮ったその足で、手柄山に向かった。
立体駐車場近くのエレベータを上がると、姫路市立水族館や山頂の
慰霊塔など手柄山のいろいろな施設が目に入る。
通路に沿って歩くとレンガ調の建物に着く。
これが姫路モノレールの手柄山駅。
水族館は有料だが、モノレールの見学だけなら無料である。 (^_^)v
入口を入って2Fに上がると展示車両があった。
車内はキレイで、フカフカの赤いシートは座り心地もまずまず。 (*^_^*)
展示車両は2両編成で1両が解放されている。
立ち入りできない、もう1両の方も覗いてみる。
運転台・・・最高速度は120km/h。
マネキンで営業当時の様子を再現?
手柄山~姫路まで、わずか1.8kmの営業区間。
時刻表を見ると、15~20分間隔での運転だったみたい。
手柄山周辺のジオラマもあった。
モノレールの手柄山駅もしっかり再現。
コチラは 「大将軍駅」 だろう。
「姫路市内路線拡充計画図」
北は書写・白国、南の思案橋を経由して東は大塩、西は網干まで延伸予定?
北の方はともかく、南の方は山陽電鉄と被っているように見える。
どうせなら、環状線的な方が良かったのでは?
屋外展示の台車部分。
展示車両ではカバーに覆われていて分かりにくかったけど、こうやって見ると
構造がよく分かる。
説明書きを見ると各部位についての理解が一段と深まる。 (^_^)v
展望台から軌道を見下ろしてみた。
左奥には大将軍駅のあった高尾ビルが見える。
姫路駅側に目を向ける。
大劇ビルの手前やヤマトヤシキの下の方に軌道が見える。
ついでに 『国宝 姫路城』も…。 (^_^;)
現在は改修のため、“天空の白鷺”として工事の見学が可能。
分かりにくいけど軌道のあった軌跡を入れてみた。(結構、想像部分が多い?)
この頃の記憶はないけど…
軌道や車両に触れてみた結果、なかなか面白かったのだ。
『姫路モノレール』 万歳! \(^O^)/