三毛猫パラダイス3
連日の捕獲。出てくる出てくる、
お猫様たち。
しかし不思議なことに昼間はほぼいない。
現れるのは深夜。
しかも道路のど真ん中。危ない危ない。車よける気ゼロである。
餌やりさん情報もあっちへこっちへ散らばり、現在6頭の避妊去勢を終えました。
怪我をしている子は治療をし、ワクチン、駆虫、必要に応じて抗生剤。
外で生きる子たちに、一生に一度でもちゃんとした医療を届けたい。
本当は全頭保護してあげたい。
でも現実は簡単じゃない。
後ろ髪を引かれながら、まずは避妊去勢。そして医療が必要な子から保護をしていく。
しかし子猫が1匹も見つからない。
確認できているだけでも子育て中のお母さん猫は4匹。
つまりどこかに子猫がいる。
絶対いる。
でも出てこない。
完全に忍者育児。
そして餌やりさん情報を聞けば聞くほど新たなお猫様情報が増えていく。
そして保護した1匹の三毛さん。
手術中、左卵巣と子宮の奇形が見つかった。左卵巣を摘出するため通常よりかなり大きく開腹することに。
猫は短い周期で発情、妊娠、出産を繰り返します。
特に外で暮らす子は、産んで育ててまた妊娠。
身体を休める時間がほとんどありません。
その負担は子宮や卵巣に大きくかかり、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍、ホルモン異常など命に関わる病気のリスクも高くなります。
だから避妊去勢は、ただ増やさないためだけではなく、命を守るための医療でもあるのです。
↑ゆっくり休むんだよ
さらに増え続ければ近親交配も起こる。兄妹、親子。その結果、生まれつき身体が弱い子や病気を持つ子が増えるリスクもある。だから今止めないといけない。
そんな中、ボランティアさんが
「もう遠くへ行ってしまったのかも…」
と諦めかけた瞬間、目が合った。三毛猫だ!!!いた!!!…
↑暗いが完全に三毛猫だったらしい写真
しかし場所は学校の敷地内。
勝手には入れない。
不審者案件まっしぐらである。
学校へ事情を説明し、
許可をいただき翌日から捕獲器を設置。
しかし入るのは違う猫。
また違う猫。さらに違う猫。お前もか。
三毛は入らない。でも別の猫は入る。
この地域どれだけ猫がおるんや。
そして至るところにある猫よけ。
きっとそれだけ糞尿トラブルや困りごともあるんだと思う。
だからこそ、ただ追い払うだけじゃなく、なぜ増えるのか。
なぜ外で生きる猫が減らないのか。
根本から考えなければ問題は終わらないのです。
さて、諦めませぬわよ
がんばってね。僕はまったりゆったり待ってるね




