三毛猫パラダイス2
毎日、朝も夜も探し歩いた。でもいない。
あの三毛猫親子、完全に忍者。
そして1週間後。大通りを挟んだ借りていた駐車場で三毛猫親子が日向ぼっこしていたとの情報が!
三毛猫母!三毛猫子猫!よし来た!三毛猫だ!すぐに捕獲器を持って出動。
しかし到着した頃にはもうどこかへ走り去ったあと。
とりあえず車の下に捕獲器を設置。
この時期は繁殖期。
またたびをふりふりふりふり。ちなみに経験上、国産またたびフリーズドライが一番反応する。
そして捕獲器に入ったのが茶白男子。と、三毛猫母。子猫はおらん。これはまずい。月齢的にはご飯を食べられる頃。
匂いにつられて出てくるかもしれない。
急いで探さねば。
でも、三毛猫子猫が見当たらない。
お母さん猫を捕獲器のまま子猫を呼び寄せるために少し置くことに。(マミーごめんよ)
しかも最初は3匹いたはず。
この時期、妊娠中や授乳中の母猫が本当に多い。だから保護した時は必ずおっぱいを確認する。ミルクが出るかどうか。子猫がどこかで待っている可能性があるから。これは現場ではとても大事な確認。
どんな暴れん坊でも一旦洗濯ネットにいれて乳を絞る。熟練の技
あれ?
なんか違う。最初の三毛猫じゃない。
顔も違う。
柄も違う。
性格も違う。しかもこの子、攻撃性がない。……。
違う三毛猫親子やん。
もう三毛猫が多すぎて
こちらの認識能力が追いつかない。
仕切り直しである。つまりこの地域には
3匹の子猫を育てる三毛母。
1匹の子猫を育てる三毛母。
最低でも2家族の三毛猫親子がいる。
そして保護できた三毛母さんは
手術中に左卵巣と子宮の奇形が見つかった。
猫は発情と妊娠出産を短期間で何度も繰り返すことで、子宮や卵巣に大きな負担がかかることがある。
子宮蓄膿症や乳腺腫瘍、ホルモン異常のリスクも高くなる。
外で生きる母猫たちは、
休む暇もなく妊娠して、
産んで、
育てて、また妊娠する。
命を繋ぐために身体を削っている。
だから避妊去勢は
ただ増やさないためだけじゃない。
命を守る医療でもある。
…なんて真面目に考えていたら
また保護できたのが
三毛猫。でもまた違う。
この子は授乳中。乳の出方から子猫は1ヶ月くらいのサイズだとおもう。
はい、また別件です。一旦リリース。
子猫捜索開始。
もうね。
どんだけいるんや。
餌やりさん情報も転々としていて
聞き込みをするとさらに新たな猫情報が増える。
あそこにもいるよ。
あっちにもいるよ。
三毛いるよ。
茶トラいるよ。
黒猫もいるよ。
猫情報だけがどんどん増えていく。
この地域、
猫の無限湧きスポットなのかもしれない。
だからこそ
避妊去勢は本当に大切。
1匹だから大丈夫。
その「1匹」が、
数年後には何十匹にもなることがある。
でも、
ただ責めたいわけじゃない。
人も猫も、
ちゃんと安心して暮らせる方法を
一緒に考えていきたい。
引き続き三毛猫を捜索!!





