心の音楽療法、今年のテーマ
「心地よい時間を過ごそう」です。
この音楽療法の音楽の間だけでも何も考えず、
心を癒し、心ちよい時間となるようご活用下さい。
皆様は今年「秋」をゆったり感じた日はあったでしょうか。
コロナ禍ではなく、今年は「熊禍」。
それほどこの夏は猛暑で、その結果熊も異常になり、
季節が「二季化」に進んでいるのだと思います。困った事です。
昨日まで半そでだったのに、今日は雪が降る、こんな温度変化
では自律神経もついていけません。
そこで今回は音楽で自律神経の「冬化」を加速させましょう。
1,陽が落ちるのが早くなる、
2,気温が急に下がって身体が固くなる=体が緊張しやすい、
この1,2の2つが重なると、人は情緒不安になりやすく、
また自律神経の調整が難しくなります。
原因は温度の急変に自律神経が追い付かなくなる事で、日が
落ちるのが早いため、情緒安定物質セロトニンの出る量も減り、
体調不良、情緒不安になりやすいのです。
そんな時は音楽で季節を先取りし、脳に早く冬を感じさせて
季節に慣れさせましょう。
人は季節に慣れてくると、情緒が安定しやすくなります。
冬でもクリスマスが過ぎお正月を迎えると、新年という
事もありますが、寒さに体調が慣れだして、体調や情緒が
安定してきます。
それでは先取りの音楽、自律神経調整のための冬の曲です。
最初はヴィバルディ作曲四季より「冬」の第1楽章。
冷たい北風がピューと吹き付ける。
吹雪が舞う中を走る。
そんなことを思い浮かばせる1曲です。
・キンと冷たい
・とっても寒い
・空が暗い
・真っ白な雪
・息が白い
こんなことをこの曲で感じてみましょう。
脱力してどうぞ。
冬の曲なのにモミジの画像で、今年とマッチしている?かと
思い選んだ画像です。ヴァイオリンの音が美しいです。
約300年前の冬は今より、もっともっと寒かったでしょう。
♪「冬」より第1楽章
ヴァイオリンの刻むリズム。
弦楽器の「キュ、キュ、キュ」と刻む音。
表現が下手ですが、リズムにはこんな影響があります。
〇リズムが与えるもの
アップテンポのリズムは心拍数を上げ、興奮や活力を
与える一方で、遅いリズムはリラックス効果をもたらし、
ストレスを軽減します。
またリズムを共有する音楽体験は、共感や連帯感を生み
出し、記憶の呼戻しや強化、脳機能の活性化にもつなが
ります。
冬を思い出したでしょうか。
次の曲はカッチーニの「アヴェマリア」。
クラシックの曲ですが、とても有名でご存じの方も
多いでしょう。非常に美しく切ない曲です。
歌詞は「アベ・マリア」しかありません。
音楽療法の基本は「暗い時(心)には暗い曲を」。
しかし今回は心に合わせると言うより、陽の長さに
合わせると言った方が良いかもしれません。
次の画像は冬の景色から始まります。
脳に「冬」を感じさせ、心と身体をならし自律神経を
調整しましょう。
リラックスしてどうぞ。深呼吸しましょう。
♪アヴェマリア
音楽で少しは「冬」を感じられましたか?
寒くなっても元気な1週間を。
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