心の音楽療法、今年のテーマ
「心地よい時間を過ごそう」です。
この音楽療法の音楽の間だけでも何も考えず、
心を癒し、心ちよい時間となるようご活用下さい。
もう梅雨明けだなんて嘘のようですね。
6月から8月が続くようです💦
自律神経がおかしくなるはずです。
温暖化で自律神経、身体への温度調整の切り替えが難しいため、
自主的にメンタルケアで脳を切り替えましょう。
今回は音楽から「冷たい」を感じて、脳を冷やしましょう。
1曲目はサンサーンスの「水族館」。
水の冷たさが伝わってくる曲です。
「冷たい曲」はどうしても、少し「怖い」を感じさせてしまうかも
しれません。なぜなら「暖かい」を感じさせる曲はほっとし、
「冷たさ」を感じさせる曲は、身体的に緊張を感じさせるからです。
しかしこう暑いと身体も心も「涼」を求めたくなるでしょう。
最初はぼんやりお聴きください。水族館に行かれた事があるなら、
大きな水槽の前にぼんやり立っているイメージでお聞きください。
音楽の冷たさから涼を感じてみましょう。
深呼吸しましょう。
♪水族館/ピアノ連弾
2曲目はギロックの「金魚」。
水の冷たさ、ゆらゆら、ひらひらゆれる金魚のひれの様子、
水の中の静けさ、ふわふわした水の肌触り、泡がぷくぷくたつ感じ。
紙とペンを用意し音楽を聴きながら、金魚の絵を描いてみましょう。
脳のいつも使っていない部分を使います。
普段「金魚の絵」なんか、描かないでしょう?(笑)
アメリカの男の子の演奏でしょうか?かわいい演奏です。
小さなメモでも良いので、「金魚」を「落書き」してみましょう。
これでも「水の温度」「水の冷たさ」を感じて下さい。
♪金魚
最後は実際的なイメージをしてみましょう。
曲はラベルの「水の戯れ」。
メロディとかリズムとかクラシックは難しいとか考えないで、
ただただ、
音で「美しい水に手や足が触れている」を感じましょう。
その水はせせらぎでも、噴水でも、プールでも何でもかまいません。
「水の触感」「水の肌触り」を感じて下さい。
冷たく、柔らかくなめらか。心地良い水。
でも時々水の勢いが強くなる。
水がキラキラ光る。
静かになる。
あなたは音楽の水と戯れる、遊ぶ。
この曲が不思議なのは「水」しか感じない事。それ以外なら
返って「静か」。聞こえるのは「水音」だけ。
それでは音楽の水をあなたの「手で」「足で」触れてみましょう
約5分半、水に触れるだけです。
何も考えず触れましょう。
♪水の戯れ
いかがでしたか。
水に触れられましたか?
その間、頭は空っぽ、または水の事だけを感じていましたか?
これはいつも使っている方の「脳の休息」と
自律神経の「錯覚」を取り込み、身体を早く夏の温度に
慣れさせるメンタルトレーニングです。
早くこの暑さに慣れましょう。
そして音楽で自然に、昔の時間の進み具合にふれましょう。
イライラしない1週間を。