今週の1曲は定番で名曲「G線上のアリア」です。
今朝11時頃天気予報を見ようとテレビをつけたら、
BSであの有名な食器のブランド「マイセン」に
ついて放送していました。
同じドイツ、ほぼ同じ時代にバッハとマイセンは
誕生していたのですね。
マイセンが生まれた町はドレスデン。ドイツ東部です。
先日載せたリストもハンガリー人だと思っていましたが、
ほぼ幼い頃はウィーンで育ったとか。
ヨーロッパは地続きだから、みんなつながっていて、
昔はどこでも移動で来たのでしょうね。
ドレスデンのアウグスト2世が(1670-1733)、マイセンを
誕生させ、その陶器好きが生じて、日本の「柿右衛門」が
気に入り、その展示のために"日本宮"を建設しようとした
とか。。
ちなみに「ザ」と書いてるあたりが、かのモーツアルトが
うまれた「ザルツブルグ」です。
マイセンのカップでお茶を飲みながら、G線上を聞けば、
優雅で300年前のドイツに行けるでしょうね。
そこで今日はベルリンフィル、カラヤンの演奏で
お送りします。
カラヤンはハーモニーにとてもこだわったとか。
ヴァイオリンの誰一人大きすぎた音を出してはいけない、
また1音だけ出したい時の、その他大勢との音量の
バランスなどにとてもこだわり、とにかく
「美しい音色」
にこだわった指揮者でした。だから本当に美しいの
ですね。
バッハもマイセンもカラヤンも「本物」は、何年経っても
私たちを癒してくれます。
深呼吸しましょう。
♪Le mal du pays
やさしい1週間を。