皆様今年も1年間このブログをご覧くださり、
本当にありがとうございました。
※いつもの音楽療法とは違うので、音楽を聴きたい方は
1番しただけご覧ください。
今日と明日で今年の総括をしたいと思います。
まずは音楽療法をやりたいと思ったきっかけです。
以前も書いているので、読んで下さった方には重複
しますがよろしくお願いします。
長野県で宿泊業を約19年行う前は、大阪でごく普通の
ピアノの先生をしていました。脱サラで長野で経営者となり、
主人と二人で音楽演奏のできる宿泊施設を経営しました。
その頃、何度も訪れて下さるお客様が多く、皆さんでコンサートを
したり、また地区にあった音楽堂で音楽祭を開いたり、T音大の
合宿所として利用していただけたりしました。
外国の方も多く、たくさんの有名著名な演奏家の生練習の音色、
練習ぶり、本番、そして時にはレッスンを受ける事ができました。
こんな経験から日本で最初の「演奏家サイト」を作り、たくさんの
演奏家の登録(無料)をしていただけたおかげで、色々なコンサート
や仕事も舞込みました。
本当に一流の音楽家はどんなピアノ(楽器)でも演奏し、観客の
態度が悪くても真摯に音楽と向きあい、感動を与えてくれるもの
だと実感じました。本当に私にとっては良い勉強の場でした。
そんな中、一般のお客様から聞かされる会社でたまったストレス
の話、悩み、逃れられない困りごとなどもたくさんお聞きしました。
世の中にはストレスがあふれていると感じ、たわいもない私の
弾くピアノに、涙して聴いてくださる方もおられました。
(毎夜ピアノを弾いていました)
さらに長野で教えていたその頃の生徒が全員国立大学に入り、
本当に田舎だったので塾もなく、習っていたのはピアノだけと
いう生徒が多かった中、それも音楽の不思議でした。
以前も書きましたが、そんな中17年目にして突然メインバンクが
倒産し、その余波を受けホテルを手放すことになりました。津波に
あったようなものでした。経営は順調でした。もう驚きとショックで
私は鬱と仮面鬱になり、どこの病院に行っても治りませんでした。
毎夜襲ってくる胃痙攣。もう悪魔がのり移ったかと思うほど痛か
ったです。これはストレスによるもので、脳の疲れすぎによる
脳の誤作動でした。今ならわかります。
胃はいくら検査しても悪くなかったのです。本当に今ならわかり
ますが、その頃は「原因不明」で心療内科に回されましたが、
治りませんでした。怖くて痛かったです。
仕方なく自分でネットで見つけた「自律訓練法」という方法と、
好きな音楽を組み合わせて約半年、それを実施たところ、
何とか回復できたのです。
これが音楽療法士になろうと思ったきっかけです。そのせいで
音楽療法の中でも精神領域と発達障害、ストレスをたくさん
勉強しました。
ホテルを清算し、長野でNPO法人を立ち上げ、大阪に移転し、
自分が自律訓練法で改善したセルフメンタルの方法を講座
として皆様に広げ、またヒーリングコンサートも実施してきました。
ありがたいことに認定受講生は300人を超え、少しは皆様の
お役に立てたかな、音楽はどう使うと人を癒すのか、という
事が調査研究できました。どの曲をどんな時に使うのか、という
事です。
そしてこれはごく普通のコンサート、クラシックでもそれ以外の
コンサートでも、心の疲れや病気でなくても、人は音楽で心が
安らぎや元気が出る、ストレス発散ができるから音楽を聴き、
コンサートに行くのだと実感しました。
コンサートはホテル時代を含めて1000回以上行いました。
これは毎晩ホテルで弾いていた私のピアノの数とは違います。
ここまではホテル経営者としての経営やお金との戦いでした。
ところからここからはそれとはまったく違う戦いが始まったのです。
でも音楽が素晴らしいと言う事は再認識でき、人間にとって必要
なものだと感じています。
この続きは次回で。
今日はこの曲をお送りします。
ラベルの「亡き王女のパヴァーヌ」
♪亡き王女のパヴァーヌ
良い1日を。
悩み事、不登校、発達障害ほか、心の健康維持、ストレス解消、鬱、不安神経症や
パニック障害の皆様にご利用いただけます。
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