秋ですね。美味しいものや美しい景色、スポーツに芸術と
いろいろな事が楽しめそうですが、こんな時は「お子様の頭を
よくする」「より良い刺激を脳に与える」という意味で、聴覚に
テーマを置いてみましょう。
さて「山の音楽家」ですが、この曲を通してお子様の脳に2つ
の事を刺激してみましょう。皆様もご存じですね?
それではまず歌ってみましょう。
♪山の音楽家
この曲はちゃんと歌うと5番まであり、結構長いですね。
さてここに出てくる楽器、全部でいくつあったでしょうか?
また動物もいくつ出てきたいでしょうか?
お子様に聞いてみてくださいね。
そしてここに出てくる楽器の音を全部、あなたのお子様は
お聞きになった事が今までにあるでしょうか?
出てきた楽器はヴァイオリン、ピアノ、フルート、太鼓ですが、
ピアノやおもちゃの太鼓はあるかもしれませんね。
また2歳から3歳くらいになると、その音色は聴き分けができる
のではと思います。音色を聴くのに良いサイトとしてヤマハの
サイトがありました。お子様とお聞きください。
大抵のページに試聴できるところが下方にあり、ヴァイオリン、
フルートはそこでお聴きいただけます(一部試聴できない楽器
もあります)
http://www2.yamaha.co.jp/u/naruhodo/index.html
どんな音がしたでしょうか?聴いた音からどんな想像が生まれる
でしょうか?お子様といろいろお話ししてみてくださいね。
そしていっぱい想像を膨らませてください。
次は今日出てきた4つの楽器、この音をそれぞれ何も見ないで、
音の聴きわけができるかやってみましょう。
もちろん「遊びながら」です。
うまく先ほどのサイトを使ってやってみてください。
幼いころはいろいろな事を「整理」ができません。この「整理
する」が得意だったり上手くできると、ものの見分けができる
ため、非常に本人に自信がつき学習能力が上がります。
今日メルマガに書いた事は、耳からの整理です。
成績に問題があるお子様の場合、何がわからないのかもわからな
かったり、問題の意図や先生の質問されている意味がわからなかっ
たりと、ほとんどそのもの自体や問題がわからないのでなく、その
前段階で整理がつかないため「わからない」状態になっています。
昔だったり田舎で育つと、たとえば鳥の声を聞き分け種類が言えたり、
木の実を拾ってそれは何の木の実かがわかったりします。こんな事が
生活の中にありました。しかし今の時代、子供たちが無意識にこんな
事を遊びの中で行う事はとても減っています。
今回はこの音の聴き分けで、遊びながらまた山の音楽家の歌を
歌いながら、「聴き分け=耳からの整理」ができるよう、脳を
刺激してみましょう。もちろん楽しんでやってみてくだしあね。