2014年に書いたものですが、再掲載
してみます。ご覧ください。
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「人は無意識に期待する」という事を、よーーく
理解しておかないといけない。
無意識の期待。
人に自分が勝手に期待してしまう。
きっとこんなふうにしてくれるだろう。
これだけしてあげたのだから。。
人間関係でまずくなる1つに、この「人への期待」が
ある。
悲しいけれど「きっとしてくれないだろう」と
思っていれば、本当にしてくれなかった場合でも
傷つかないし腹が立たない。
また相手が勝手にこちらに期待して、怒ってしまう
場合がある。
特にセラピストや先生という職業は、人に頼られたり
癒してくれるというイメージがあるから、期待値も
高くなる。
仲良くなった女子通しでも、ある一定の距離がちじまった
時から、期待が嫉妬やうっとしいに変ったり、鼻につく
部分が出てきたりする。
人から必要以上に期待されないように、ある意味期待を
さらっと切り離す作業が、先生やセラピストには必要
だと思う。
これは決して冷たいとか、いい加減とかいう意味ではない。
人との距離をうまく保てるテクニックが必要だという事だ。
毎回あるのだが発表会で、開場時間を知らせていても、
その大分前に来る生徒が必ず何名かいる。
「○時からしか入れませんから」
「早く来てもリハーサルをしているから入れません」
とお話ししていても、必ず当日
「もう入れますか?」
という質問が飛んでくる。←大阪だから?(笑)
これは無意識の期待、勝手な期待だ。
どこかで「早く行っても入れるかも」と
思っているのだ。
それをこちらが断る、これができない。
また断ると人間関係がミョーになったら
どうしよう、と思ってしまう。
今の私なら「まだです。○時からとお話ししてあります」
と言えるが、これは普通なかなか言えないと思う。
生徒さんも悪気があるのではなく、逸る気持ちを
抑えられないのだろう。
これらを理解していても、人が「無意識に」思って
しまう「期待」に惑わされる。
一般的にこんな事をうまくコントロールできたら、
人間関係もうまくいくし、ストレスも随分減る
だろう。
あなたも誰かに期待しすぎたり、反対に期待されすぎて
迷惑を感じたことはないだろうか。。。