今日は質問をいただきましたので、以前書いたものを
再度アップさせていただきます。
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私の考える音楽カウンセラーとは、カウンセリング ができて、
クライアントの症状にあった音楽を、 ドクターがお薬を出す
ように処方でき、その効果を 上げるためのアロマやハーブも
一緒に選ぶことの できる人です。
そしてセッション時に、クライアントのために生演奏できると
なお良いです。生音ほど心に響くものはありません。クライ
アントにとっても、自分のためにだけに演奏してくる、こんな
贅沢な事はありません。
心理カウンセラーはクライアントのお話を聞くことが 1番で、
その会話の中から本人の悩んでいることを、聞くことで悩みを
分かち合い、本人に何が原因かを 気づかせて、心を立ちな
おさせていく仕事です。
悩んでいる時、カウンセリングで悩みを聞いてもらうと、 かなり
気分は楽になります。 しかし心療内科で音楽療法をしている
時、患者さんは 「今何とかしてほしい」 と思われ予約を入れ
られますが、心療内科や精神科は予約が1週間~1か月待ち
が多く、すぐに治療してもらえない現状が多くみられました。
そして結局悩みの中を、ぐるぐるしたまま時間だけが経って
いき、心の状態が悪化してしまうように感じられました。
また心理カウンセリングでお話は聞いてもらえても、傾聴
だけですぐに対処法を実施してもらえない場合もあります。
さらにドクターの出すお薬で不安だけを抑えたり、カウン
セリ ングで悩みを聞いてもらうだけは、その症状が繰り
返され、改善できない場合があると思いました。
やはり時々の早い対処法と、考え方を変えたり広げたり
する コーチングが必要です。 そんな時音楽をもっと利用
できないか、普通のピアノ レッスンなどでも予防ができ
ないかと考えました。
また新しい音楽の仕事にならないかとも思いました。新しい
音楽の仕事の創出です。
例を出して分かりやすくお話しましょう。
1、家を買って3千万のローンを組んだAさん。
ローンを組んでから不安で、ずっとローンが頭から
れません。
家を売ってローンを返せば悩みは終わり ますが、それは
できません。でも不安。ではどうすれば いいの?
これを音楽で解決したい。昨日はこんな授業でした。 あな
たならこの方にどんな曲を進めて、音楽の効果を あげる
ために、どんなアロマやハーブを使いますか?
私の考える音楽カウンセラーなら、パッヘルベルのカノンを
生演奏し、今ならラベンダーでアロマセラピーをした中で、
パッションフラワーとラベンダーのハーブティを味わって
いただきます。
そして音楽と一緒に良いイメージを導きます。 大切なことは
この方は、カウンセリングだけではだめだと いう事です。
この方には考え方を変えるコーチングと 対処法のセットが
必要です。不安になったら音楽を聞き、 アロマセラピーや
ハーブティを飲んで、不安を軽減して もらいます。
音楽は癒しの曲と、徐々に前向きにする曲を 使います。
2、育児ストレスでいっぱいのBさん
育児のため毎晩ゆっくり眠れず、疲労でいっぱいの Bさん。
自分の子供がちゃんとうまく育つか心配、と いう事も悩みの
1つですが、とにかくイライラしてし まう、と思ったら不安にな
る、の繰り返しです。
肉体的には問題はありませんが、 子供はある程度大きくなる
までは親は大変です。その間 お母さんがイライラしていること
は、子供にもよく ありません。
この方の場合は、じっくりお話を聞くカウンセリングの 後、心に
やさしい音楽を選曲し、心がゆったりすることを 導きます。また
その時いっしょにハーブティを薦め、 育児の疲労と、産後の体調
を元に戻すことを目的にします。
1,2以外にもレッスンで悩みを打ち明ける生徒さんが いたら、
そんな時は通常のレッスンとは別で、心の 癒しになる曲を
宿題に出してあげられればいいですね。
それが子供の場合と大人の場合、悩みによって 曲が選曲でき、
ハーブやアロマも選ぶことができれば 「すぐ対処したい」時、
とても役立ち、楽器の練習は 性格形成のコーチングになります。
毎日練習するのですから、こんなに良いコーチングは ありませ
ん。 曲の持っているイメージやできた背景が前向きなもの、
生徒さんの悩みと同化しているものを出してあげられると
心に大きな進化、育成を導けると思います。
こんな事ができる人が、私の考える音楽カウンセラー です。