皆さまこんにちは。皆様の周りでまだインフルエンザ、
流行っていませんか?今年はひつこいですね。

 

 

私の周りはまだ大流行です。

皆様も健康には十分注意してください。

 

 

さて今日は音楽を使った子どもたちの感性を育てる実践編です。

今日の曲目は「むすんでひらいて」。皆様もよくご存知ですね!

 

 

今日、この曲を使う1番のテーマは「脳内物質セロトニンの強化」です。

 

「なんだそりゃ??」と思われるかもしれませんが、人間のひたいの

ところに脳内物質セロトニンを出す部分があり、これが弱ると鬱になっ
たり、切れやすかったり、イライラしたりします。

 

これを弱らせる1番がパソコンやゲーム。今大人に鬱が多いのも、
パソコンのしすぎやこの神経のバランスが崩れている事があげられ
るでしょう。

 

そしてこの神経を強める方法は

1、自然に触れる

2、太陽にあたる

3、リズム運動

 

があげられるのです。そしてこの3番のリズム運動を、
今日は「むすんでひらいて」を使って行ってみましょう。

 

まずは歌ってみましょうね。

 

 

むすんで ひらいて 手をうって むすんで
またひらいて 手をうって その手をうえに
むすんで ひらいて 手をうってむすんで

 

 

お子様の年齢にもよりますが、今度は手拍子しながらやってみましょう。

手拍子が自分でできないような小さなお子様は、ママがお子様の手を持って

手拍子させてあげたり、赤ちゃんなら寝かせて足でパンパンと拍子を打つのも

良いですよ。またこれは大人にも良いので、親子でされる事をお薦めします。

 

 

それでは今度はこれらのアレンジをやってみましょう。色々な方法を以下に

書いてみました。いろいろな曲でやってみてくださいね。

 

A 色々な物をたたいてみる…机、壁、おもちゃ、楽器など

B 色々な体の場所をたたいてみる…肩、足、頭など

C 組合せを考える…たたく場所の組合せ(例 体→頭と足、物→机と壁
など)

 

Aの「色々な物をたたいてみる」では、たたいてよい物、壊れない物を

与えてあげてくださいね。1度やると、ママの見ていない時に勝手にたたく

場合もあるので十分注意してください。

 

もしガラスのコップで同じ物がいくつかあれば、水の量を変えて入れ、おはし

等でたたいてみると色々な音がして楽しいです。また色々な物をたたく事で、

面白い音がしたり、発見があったりして感性を刺激するのにも非情に良いです。

 

いかがでしょうか。何気ない事ですが遊びで「リズムを打つ」とは非情に
良い事なのです。またリズム打ちは音楽だけでなく「かむ」「あるく」など、
一定の運動的な機能も適しています。

 

大リーガーの選手がよくバッターボックスでガムをかんでいますね。あれは
ガムを食べたいのではなく、「かむ」というリズム運動を通して脳内物質セロ
トニンを刺激し、情緒を安定させているのです。

 

ゲーム好きなお子様、毎日仕事でパソコンを使うパパやママには、「歌いながら

手をたたく」程度の何気ない事でも、気分転換を兼ねて神経を丈夫にしてくれる

刺激となりますので、ぜひ親子での「音楽の時間」を持ってみてくださいね。
今までの私の経験では1日に、15分から20分そんな時間があると良いと思いま

す。