♪童謡「お正月」

みなさまこんにちは。いよいよ寒くなってきましたね。
お正月気分もまだ抜けませんが、本来15日までを
「松の内」といいお正月としました

そんなお正月ですが、お正月ほど日本文化を
色濃く象徴したものはないのではないでしょうか。

東京でオリンピックも開かれることになり、今後
ますます外国人と接することも増えるでしょう。

そして外国の方から、

「日本文化について何か話してください」

と言われたとき、あなたは、

「私は日本についてこれを語れる!」

というものがあるでしょうか。特に子供たちが
日本の文化について語れるでしょうか。


そこで今日は子供たちにもわかりやすい、日本の
文化「お正月」を、童謡「お正月」を通して考え
てみましょう。これなら小学生の子供たちにも、
日本の文化として語れますね。


著作権の関係で歌詞をきちんと掲載できませんが、
皆様も良くご存知の「もーいーくつねると」の、
童謡「お正月」です。作曲はあの有名な滝廉太郎
さんです。


そしてこの童謡の歌詞の中には、日本古来の
「遊び」が登場します。この歌の歌詞の内容を、
きちんと把握して、お話しできれば日本文化に
ついて語れることになりますね。


お茶やお花、書道、歌舞伎、柔道や剣道など、
外国の人に伝えるほどやりぬいた方は、きっと
日本文化について説明できるでしょう。


しかしそうでない場合、外国に将来お子様が
勉強や仕事で行かれたり、また外国の方と何か
関わることがある時、非常に日本を紹介する
ものとして役立ち、友好的なツールになります。


それではもっと具体的にお話しましょう。
例えば童謡お正月の歌詞に出てくる「遊び」には、
次のようなものがでてきます。

・たこあげ
・こままわし
・まりつき
・はねつき

それでは一度聴いてみましょう。



♪お正月
 



さて皆様はこれらで遊ばれたことはあるでしょうか?
チャンスがあれば、ぜひこれら全ての遊びを
お子様に体験させてあげてください。



そうすれば、歌の内容がよりリアルに理解でき、
記憶と結びついて、お子様の脳に良い刺激となり
ます。また日本文化の古来の遊びを、説明する事
もできます。


たこあげは今でもやっている子供たちを
みかけますが、こままわし、まりつきなどは
ほとんど見かけません。


でも遊んでみると子供たちも、
「こんな遊びだよ~」と説明しやすいですね。


それでは1ずつみてみましょう。

♪まりつき「あんたがたどこさ」


「さ」の所で足をあげます。

最後の「ちょいとかくせ」の所の終わり方は、
私の記憶では足と足の間を通して、お尻の所で
まりを両手で受け止めました。


♪こままわし



私自身はあまりしたことがありませんが、
空中に投げたり、ひもの上を滑らせたり
している男の子を見たような気がします。


♪はねつき



かわいい子供が着物を着て羽根つきを
している画像ってないものですね。


はねつきの羽子板は、日本文化を象徴
するようなものです。羽子板の詳しい
由来はこちら



童謡「お正月」の曲を通して、
1、歌の中の遊びを体験する(4種類)
2、日本の文化を体験する(4種類)
3、日本文化を人に話せる

という事ができます。



ぜひお子様に体験させてあげてくださいね。