今から外レッスンです🎵

先日東寺に行った時の、もうひとつの
エピソード。音楽にも大変関係のある、
大切な事なので書いてみます。





その東寺の中の、御影院の中を
拝見した時の事。

そこには係の方がいて、内部の
説明をして下さいます。

といっても、ほとんどふすまの
絵の説明なのですが、そのふす
まがちょっとした物語になって
いたり、場所の設定がしてあっ
たりします。


確か鷹の絵の所では、高い山の
一部の先に鷹の巣があり、その
巣の部分と鷹だけが書かれてい
ます。

二枚ほどおいたふすまに、別の
いただきともう一羽の鷹。


つまりそこの設定は山の上か、
空なのです。だから間の二枚の
ふすまには何も描かれていません。


私の表現が下手で申し訳ないですが、
想像を➕して見てね、という事なの
です。

見ている人は、山の上のほうに
いるという設定です。



そしてこの想像は「あなたの自由で
何でもいいよ」というものです。


こんなふすまが何セットかあり、
素晴らしい❗と思いました。


音楽もそうです。

聞いている人が感じるものと、
演奏者が感じているものが、
いつも一致しているとは限り
ません。

また作曲者と演奏者もそうです。
しかしそこに「想像」というものが
入るから広がり、より面白くなるの
です。

ピアノを練習している時も
そうです。音やリズムだけを
追って、どこかに想像や思いが
入っていないと、やはり音楽と
して、面白くありません。


想像を導く演奏やレッスンが
できればいいなと思います。