今日は大人の方のレッスンが2つありました。
ピアノ認定の方々です。
どちらもリストが入っていましたが、
お一人目は「小人の踊り」、
お二人目が パガニーニによる大練習曲集より 第5番 「狩り」
でした。
昔リストを弾いた時、どの曲を弾いても
「弾きにくい」と思った事を覚えています。
そしてこれはドビュッシーを弾いた時にも感じました。
今思えばショパンやモーツアルトを弾く感覚で、
弾こうとしていたから弾きにくかったんですね。
リストもドビュッシーと同じで情景を音にし始めて
いた一人。だからもっと風景を感じて弾けばよかった
のに、以前の私はメロディの流れだけを感じて弾こうと
していたから、音楽が流れず、音楽の意図していた意味が
分からず弾きにくかったのだと思います。
最初の小人の踊りは音楽を縦に感じる部分と、
横に感じる部分、美しい部分と緊張する部分
等を対比することでレッスンしました。
狩りは風を感じる事、その場の空気感、風の
強さ、速さの違いを感じ、表現することに
ポイントをおいてレッスンしました。
リストのこの2曲はどちらも場面がころころ
変わるので、音楽をつなぐ場面の変わり方が
とても難しく、そこをさらっとひけるように
なる事もポイントですね。
いずれにしてもリストの後期の曲は、題名に
美しいものが多く、題名から聞いてみたり
弾いてみたりしたくなる曲も多いです。
昔なぜこの良さが分からなかったのか
リストの曲の本当の良さが、やっとわかって
きたのかもしれません。
ピアノ認定の方々です。
どちらもリストが入っていましたが、
お一人目は「小人の踊り」、
お二人目が パガニーニによる大練習曲集より 第5番 「狩り」
でした。
昔リストを弾いた時、どの曲を弾いても
「弾きにくい」と思った事を覚えています。
そしてこれはドビュッシーを弾いた時にも感じました。
今思えばショパンやモーツアルトを弾く感覚で、
弾こうとしていたから弾きにくかったんですね。
リストもドビュッシーと同じで情景を音にし始めて
いた一人。だからもっと風景を感じて弾けばよかった
のに、以前の私はメロディの流れだけを感じて弾こうと
していたから、音楽が流れず、音楽の意図していた意味が
分からず弾きにくかったのだと思います。
最初の小人の踊りは音楽を縦に感じる部分と、
横に感じる部分、美しい部分と緊張する部分
等を対比することでレッスンしました。
狩りは風を感じる事、その場の空気感、風の
強さ、速さの違いを感じ、表現することに
ポイントをおいてレッスンしました。
リストのこの2曲はどちらも場面がころころ
変わるので、音楽をつなぐ場面の変わり方が
とても難しく、そこをさらっとひけるように
なる事もポイントですね。
いずれにしてもリストの後期の曲は、題名に
美しいものが多く、題名から聞いてみたり
弾いてみたりしたくなる曲も多いです。
昔なぜこの良さが分からなかったのか

リストの曲の本当の良さが、やっとわかって
きたのかもしれません。