皆様こんばんは。今日は音楽抜きで頭がよくなるという
ちょっとしたコツのお話です。
さて「勉強しないで頭が良くなる」なんて、こんな上手い話は
ないですよね。でもちょっとしたことがお子様へのよい刺激と、
将来への「種まき」になります。
それは「勉強が好きになる種」であり、「勉強と生活を結びつける種」
でもあるのです。生活と勉強があまりにかけ離れているから、「何の役
に立つの?」「何のためにやっているか」がわからなくなり、勉強がつ
まらなくなる場合も多いと思います。
それではどんな種を蒔けば良いのでしょうか?
これは以前にもお話したことがあるかもしれませんが、お子様2人を
歯科医師にされたあるお母様のお話です。
お子様が幼児の頃ご飯を少ししか食べず、困ったそのお母様ははかりを
テーブルの上に置き、
「はい、○ちゃんのお茶碗は○グラム」
「はい、△ちゃんのお茶碗は○グラム」
とされたそうです。そしてそこにご飯をいれ
「ほーら、○グラムになった」
と言って、けして勉強ではなく遊びながら食事をされたそうです。
もちろん行儀作法としては悪いですが、ご飯を食べさせたい一心で
お母様が思いついた案でした。
そして「もういらない」とお子様が言うと、
「あら、○グラムしか減っていないよ」
「あ、△ちゃんは○グラムも減った!」
と、「具体的に」「遊びながら」やったそうです。
これを毎回やると押し付けになってしまいますが、
時々思い出したようにやったそうです。
その効果か、兄弟はだんだんご飯を食べるようになり、最後は
兄弟でたくさん食べる競争になったそうです。これだけの事で
すが、これがきっかけでこの兄弟は数字に興味をもち、算数が
好きになったのです。そして歯医者さんへの道につながった
そうです。
これが種まきですね。日常の生活にちょっと算数を入れる、
ちょっと社会(地理や歴史)を入れる、そんな些細な事が
子供の印象に残り、それがきっかけとなるのです。
ピアノでいえばベートーベンはドイツ、ショパンは
ポーランド、ドビュッシーはフランスと、ピアノを教える時
私は地理も教えます。
またベートーベンの時に白雪姫がいて、ドビュッシーの時
赤毛のアンがいたのです。そして同じ文化だから同じ時代の
童話を読みなさいと薦めます。それは勉強というより遊びや
大人でいうと見分を広げる旅行のようなものです。
そんなことで私の生徒は勉強が好きになり、東大に行った
生徒はその中でも歴史が好きになり、今では歴史の先生に
なりました。
つまり、好きになる事=勉強が負担にならない=小学校のうちは
遊び感覚、が良いのではないでしょうか。
東大に行っているような人を見ると、「勉強はゲーム」的な感覚が
あります。幼児期の勉強に対する印象、親が与える印象が大きい
のです。
親が何をしても「ああ大変」とか「ママはばかだったからお前も
大したことない」などと無意識に言っていると、何事に対しても
「大変」や「自分はバカだ」という意識を持ち、その種が蒔かれ
てしまいます。
幼児のうちに「勉強が好き」「勉強はゲームのような感覚」を身に
つけてあげてはいかがでしょうか。
ちょっとしたコツのお話です。
さて「勉強しないで頭が良くなる」なんて、こんな上手い話は
ないですよね。でもちょっとしたことがお子様へのよい刺激と、
将来への「種まき」になります。
それは「勉強が好きになる種」であり、「勉強と生活を結びつける種」
でもあるのです。生活と勉強があまりにかけ離れているから、「何の役
に立つの?」「何のためにやっているか」がわからなくなり、勉強がつ
まらなくなる場合も多いと思います。
それではどんな種を蒔けば良いのでしょうか?
これは以前にもお話したことがあるかもしれませんが、お子様2人を
歯科医師にされたあるお母様のお話です。
お子様が幼児の頃ご飯を少ししか食べず、困ったそのお母様ははかりを
テーブルの上に置き、
「はい、○ちゃんのお茶碗は○グラム」
「はい、△ちゃんのお茶碗は○グラム」
とされたそうです。そしてそこにご飯をいれ
「ほーら、○グラムになった」
と言って、けして勉強ではなく遊びながら食事をされたそうです。
もちろん行儀作法としては悪いですが、ご飯を食べさせたい一心で
お母様が思いついた案でした。
そして「もういらない」とお子様が言うと、
「あら、○グラムしか減っていないよ」
「あ、△ちゃんは○グラムも減った!」
と、「具体的に」「遊びながら」やったそうです。
これを毎回やると押し付けになってしまいますが、
時々思い出したようにやったそうです。
その効果か、兄弟はだんだんご飯を食べるようになり、最後は
兄弟でたくさん食べる競争になったそうです。これだけの事で
すが、これがきっかけでこの兄弟は数字に興味をもち、算数が
好きになったのです。そして歯医者さんへの道につながった
そうです。
これが種まきですね。日常の生活にちょっと算数を入れる、
ちょっと社会(地理や歴史)を入れる、そんな些細な事が
子供の印象に残り、それがきっかけとなるのです。
ピアノでいえばベートーベンはドイツ、ショパンは
ポーランド、ドビュッシーはフランスと、ピアノを教える時
私は地理も教えます。
またベートーベンの時に白雪姫がいて、ドビュッシーの時
赤毛のアンがいたのです。そして同じ文化だから同じ時代の
童話を読みなさいと薦めます。それは勉強というより遊びや
大人でいうと見分を広げる旅行のようなものです。
そんなことで私の生徒は勉強が好きになり、東大に行った
生徒はその中でも歴史が好きになり、今では歴史の先生に
なりました。
つまり、好きになる事=勉強が負担にならない=小学校のうちは
遊び感覚、が良いのではないでしょうか。
東大に行っているような人を見ると、「勉強はゲーム」的な感覚が
あります。幼児期の勉強に対する印象、親が与える印象が大きい
のです。
親が何をしても「ああ大変」とか「ママはばかだったからお前も
大したことない」などと無意識に言っていると、何事に対しても
「大変」や「自分はバカだ」という意識を持ち、その種が蒔かれ
てしまいます。
幼児のうちに「勉強が好き」「勉強はゲームのような感覚」を身に
つけてあげてはいかがでしょうか。