おはようございます。
少し曇った大阪です。


今週は不安についてお送りしています。
そして今日は未来への不安についてです。


私が鬱の方を拝見していて思うのは、考え方の偏り、
考え方の癖がついていしまっている事。

これは「性格の問題」というより、遺伝子と脳の
肉体的癖ではないかと思います。


例えば無意識に右足を組んでいる、右側で噛んでいる、
ふとした時に腕を組んでいるなどと、ある意味同じでは
と思うのです。


体は目に見えるので、意識していつも右足を組んでいる人は
左足を組むようにしようとか、左側で噛もうなどすぐ変えら
れますが、これも結構癖になっていて意識しないと反対側を
使えません。


脳もこれと同じで、すぐ偏ったほう、同じ方を使い、その場所が
暗い考え方の方だったりします。これは人間の本能で、動物的な
意味で物を食べる時など、必ず「危ないかも」と思って、臭いを
嗅いでから食べるのと同じ原理です。


命を守るために「先に悪い方」を考えてしまうのです。
犬などが必ず臭いを嗅いでから食べますよね。
これは悪いものを食べて体を壊さないためです。
考え方もこれと同じです。

悪い事が起こったらどうしようと、先に悪い方を
考えてしまうのです。


ではどうすればその偏りを変えることができるか、これは
1、自分を知る事
2、訓練する事


この2点しかないと私は思います。いくらお医者様に行って
鬱の薬をもらっても、一時的なものは治りますが、自分の
能力や考えからくるものは治らないと思います。

1の自分を知る事とは、自分がどの部分が弱いか、例えば
時間にうとい、根気がない、すぐ何でもいいやと思ってしまう
などがあり、それは「障害」を勉強されると良いです。
自分の脳がどの傾向にあるかわかります。


私は自分自身は、アスペルガーか自閉症気味なのだと思います。
ADHDやLDの方もいるでしょう。これは特別ではなく
「誰でもどこか偏っている」のです。


そしてその反応として「不安」になってでてくるのです。
それを知っていて訓練ができると「脳がまた反応している」と
思えるようになります。(と私は思っています)



今日はその訓練として「感謝」を行ってみましょう。
不安に思う時、それはほとんど何かを「不満」に思っている
時が多いです。感謝をすることで気持ちは前向きになり、
止まっていた行動が、動き出しやすくなります。


その訓練として今日はこの曲を聴きながら、一緒に
ワークショップとして行ってみましょう。紙と鉛筆を
用意して行ってください。




豊かな秋を思うヴィヴァルディの四季より「秋」です。


♪ヴィヴァルディ、協奏曲『四季』作品8・1-4「秋」




さあゆっくり深呼吸しましょう。



1、音楽を聴きながら、どんな色が浮かぶでしょうか。



2、次はこの音楽から感じた言葉を、どんどん書き出して
  みましょう。  例 紅葉、田舎、イタリア…



3、この音楽から浮かぶ幸せとはどんな風景でしょうか。



4、この時代は今のような物はなく、全てにおいて不便だったと
  思います。ですがこの曲はとても平和で満たされた感じがします。
  なぜでしょう?



5、あなたにとっての喜びはなんでしょう?




6、あなたが1番感謝する人はだれでしょう?



さて、今のご気分はいかがでしょうか?
深呼吸しましょう。




人間は良いことを思うと良い気分になり、
悪いことを考えると悪い気分になります。
これは「脳の仕組み」で、「原因と結果」です。



本能に振り回されず、音楽を利用して幸福を感じる訓練を
しましょう。幸福とお金は関係ありません。
お金がいっぱいあっても不幸な人はたくさんおられます。



いろいろな音楽を聴きながら、その音楽からイメージさせられる
事を書き取りましょう。その時、上記1~6を利用してみましょう。


そして自分がいかに幸せか、考えてみましょう。




それでは今日も良い1日を!