こんにちは。午後からの音楽療法です。
今日も不安についてです。


宗教と関係なく、やはりあたたかい音楽という事で、
バッハの小フーガ ト短調 BWV578をお送りします。


パイプオルガンの音色は何とも言えないあたたかさが
あります。またバッハは自分の音楽を聴くだけで、
「神に祈りをささげているような感覚になれるように」
と思って曲を作っていたようです。



以前も書きましたが、そのせいかバッハの曲を脳波に
置き換えると、安定している時の脳波と同じような
パターンになるそうです。不思議ですね。


なんだかクリスマスもちょっと感じてしまうフーガで、
今日は心がほっこりなるようにリラックスしてお聴き
ください。


♪小フーガ ト短調 BWV578




イメージができる方は一緒にやってみましょう。



あなたは今ヨーロッパの古いお城の前に来ています。



とても小さくて古いお城です。



なん百年もの間、このお城でいろいろな人が
暮らしてきたのでしょう。



今は少し古びて荒れ果てたようですが、そこには
人の栄華と涙と誇りが刻まれています。


さあゆっくり深呼吸しましょう。



お城の門を開け庭に入っていきましょう。



何が見えますか?



どんな植物が咲いていますか?



しばらく歩くとお城の玄関に当たるドアの前に来ました。
大きくて立派なドアです。



ドアを開けて中に入ってみましょう。



立派な広間に大きなシャンデリア。



重厚なカーテンにインパクトのある彫刻。



大きな絵画に芸術的な階段。



空気感は200年前の貴族です。



どんな時代も人はいつも生きて命をつなぎ
今日まで来たのです。



あなたの後ろにもあなたの家族、先祖が
何人もなんにんもいるのです。


あなたはそんな先祖から命をもらってきたのです。


つまり自分がいるという事が、どんなに辛いことや
不安なことがあっても、それを乗り越えてきた命の
結果なのです。



あなたはそんな強い遺伝子を持った命なのです。



あなたは唯一かけがえのない命なのです。



命がすり減るような無駄な想像はやめましょう。



不安とは無駄で、乗り越える知識がないという事です。


不安が怖ければ知識をつけ、無駄な想像はやめましょう。


自分のためになる知識を身につけましょう。




さあ、ゆっくり深呼吸して。(^^)




それではすてきな夜を!