おはようございます。
また新しい1週間の始まりです。


さて今週のテーマは
「レッスンで使えるパワーアップ」

どのような曲を使うとパワーアップできるでしょうか。


まずはパワーアップしたくなる時の気持ちを
分析しましょう。

1、日々の生活の中で落ち込むことがあった時

2、仕事や勉強を能率よくやってしまいたい時

3、自分が弱く思えた時

4、自分を高めたい時

5、何か決断をしなければならない時

6、その他


などが考えられます。

今日はこの中の1、日々の生活の中で落ち込むことがあった時
を考えてみましょう。


落ち込む原因は色々ありますが、大きく分けて2種類に
分けられると思います。

① ひとつは自分を理解してもらえない時、
② もうひとつは自分が理解できない時

どちらも腑に落ちないため落ち込みます。
そして解決のめどがつかないと心は疲れます。


これをレッスンに置き換えて、自分にパワーを
与える場合、①も②もストレスが溜まっているので
発散する音楽を演奏し、その後癒します。


発散するためにはピアノなら、ハノンでもツェルニーでも
かまいません。頭が真っ白になるような、指をたくさん
動かさないといけない曲を弾きましょう。


例えばツェルニー

ツェルニー30番の1番



ツェルニー40番の1番



次はハノン。この人はすごいですが、見ていて気持ち良いです。



とにかく指がいっぱい動くような曲を必死で弾いてみましょう。


その後落ち込んだ時は暗い曲想からだんだん明るい、または
力強い曲想になる曲を弾くか、聴くか、をしてみてください。


ピアノ初心者なら、ハノンを弾いてCDを聴いても構いません。


今日はその例でZimermanのショパンのバラードNO1を
あげてみました。注意事項としてこれは健常者で、ひとつの
例だという事をご理解ください。


曲目、ジャンルはご自信や先生が選んでください。





この曲を選んだの最初は暗いのに、徐々に壮大になり、
でも悲哀もあり、最後は力強く情熱的に終わるからです。


皆さんもご自分にパワーを与えてくれる曲を、リストアップ
しておくと良いですね。


今日はZimermanの演奏が素晴らしかったので取り上げました。
みな様の参考になれば幸いです。


何より今日の私は、ツェルニー40番が弾いてみたくなりました(^^)



今週も良い一週間を!!