おはようございます。(^^)

週が明けましたが、「夏バテ」「夏の疲れ」を
感じる時期です。みなさん気を付けてくださいね。
そういう私も夏の疲れが出ているかな?と感じて
います。


そこでそんな「夏の疲れ」「心の疲れ」を
レッスンで軽減する方法を今週はお届けします。

特に9月は「レッスンで使える内容」を、1ヵ月
通してお送りします。2週目はパワーアップ、
3週目は不安、4週目はストレス解消、と続き
ます。


さて今週は「心の疲れ」ですが、夏の暑さで
こうも体が疲労する(汗をかくと肉体は
疲労します)と、心まで疲労します。


そんな時は「時間が止まった感覚」のある
音楽を使いましょう。


今日はその代表で、私が1番効果的と
感じている曲、ドビュッシーの
「亜麻色の髪の乙女」で体験して
下さい。


この曲は例ですが、ピアノのレッスンでも
ヴァイオリンでもギターでも、「時間が
止まっている」「ゆっくり過ぎている」という
曲をレッスンの選曲にお選びください。



それではまず聴いてみましょう。
ほっとする方も多いと思います。


最初は横内愛弓さんの演奏です。
演奏は美しいのですが、画像がもう少し明るく
鮮明だとさらに良かったのに残念です。





同じく亜麻色の髪の乙女ですが、今度は
金子一朗さんで。以前もご紹介しましたが、
音の響きが美しく、音にも癒されます。



※画像が出ない場合は画像右下のYOU TUBEを
クリックしてご覧ください。

同じ曲ですが、2曲をぼんやり聴くだけでも
疲れが違ってきます。


ご自分の練習でも生徒さんのレッスンでも、
「時間が止まっている」という感覚の曲を
選んで練習すると、心の疲れが違ってくると
思います。


私の行っている講座に来られたピアノの先生、
他の楽器の先生方、楽器を長く習ってこられた
皆さんが「レッスンでの選曲の仕方が変わった」
とおっしゃいます。心の感覚で選曲していなか
ったからです。


「音楽は本来心を癒すもの」であり、とりあげて
「音楽療法」等と意識しなくても、普段の生活
の中で、うまく心が安らぐように選曲すべきだ
と私は思います。


普通はどうしても、テクニックや基礎にこだわ
りがちのレッスンになってしまいますよね。


もし生徒さんの演奏がぱっとしないような時は
先生方がこの曲を演奏して、「心を休める時間」
をたまには創ってあげても良いのではと思いま
す。その時は事前にイメージを示してあげると
より効果的でしょう。



それでは今週が、心休まる1週間になりますよ
うに!(^^)