おはようございます。
今日も35度の大阪からです。本当に暑いですよね。
空に向かって「あつい~~!」と叫びたくなります(笑)


さてこんな圧迫感を解消するための音楽。
今日はカッチーニのアベマリアです。


曲も大好きですが、歌っているのはリベラ。
冷たさを感じる音として、私は高音、透明感、キンとした感じ
(嫌な感じではなく)、響くという事があげられると思います。


あたたかい音はこの反対で、作曲家の中でもドビュッシーは、
音のあたたかさ、冷たさをうまく作曲に利用していると私は
思います。リベラの少年たちの声にも、高音の美しさや透明感、
美しい響きがあります。


今日のこのリベラは天井の高い、中に入った時少し
ヒヤッとした感じのする石の建物の「教会」を
イメージしやすいのではと思い選曲しました。


人間には「印象」というものがあります。
最初にそれを見たり、何度もそれに触れる機会から
得る感覚が印象です。


例えば「お豆腐」。この言葉からすぐ浮かぶ感覚は
「白色」または「柔らかい」ではないでしょうか。

今日はこの脳の持つ印象や記憶を利用して、暑さを
軽減できればと思いました。


それではリベラのアベマリアを聴きながら、冷ややかさを
感じるためのイメージ法を行ってみましょう。できれば
大きめの音でお聴きください。



カッチーニ「アベマリア」





今あなたは北イタリアの田舎にある、古い大聖堂の前に
立っています。非常に大きな教会です。



中に入ってみましょう。



教会のドアを開けて中に入ると、空気は凛として静かです。



誰もいません。。。



コツコツという足音が響きます。



目の前には美しいステンドグラスが、薄暗い教会の中で
輝いています。



空気は冷たく荘厳な気持ちになります。



とても美しい教会です。



古い建物の臭いがします。



天井が高く遠くに見えます。



少し冷たい空気の中で心が静かになっていきます。。。






いかがでしたか?

あなたも北イタリアに行けましたか?



音楽は一瞬で心をどこにでも連れて行き、
いつの時代にも開放してくれます。

季節や時間も越えて心を開放します。




今日も良い1日を!