皆様こんにちは。もうすぐ夏休みですね。

海や山に旅行の計画を立てている方も多いでしょう。
今日は旅先でも実践していただける、お子様の
感性と能力を育てるレッスンです。

童謡「うみ」を使って今日は5感を刺激します。
それでは最初に歌ってみましょう。



童謡「うみ」




♪うみ

1、うみはひろいな おおきな
いってみたいな よそのうみ

2、うみはおおなみ あいおなみ
ゆれてどこまで つづくやら

3、うみにおふねを うかばせて
いってみたいな よそのうみ



それではこの曲を使ってお子様の五感を刺激して
みましょう。刺激することで与えられた情報を
脳は一生インプットし、必要な時に出してきます。
  

五感は視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の5つで
これらを音楽を通して味わい、海に行っていなくても
行った気分や想像で香りや音を味わうことができます。

また本当にお子様と海に行かれた場合は、この歌で海の
情報をお子様の脳にインプットし、必要なときに取り出して
味わうことができるようにしてあげましょう。

それでは1番の歌詞をもう1度見てみましょう。


1、うみはひろいな おおきな
いってみたいな よそのうみ


ここでは視覚を中心に考えてみます。
実際に海に行ったことがある方は、お子様の記憶を
引き出してあげるように、またまだその経験がない方は
お母様やお父様の思い出からお話してあげてください。

うみはひろいな おおきな
海は広いよ~・ひろいってわかるかな?とっても
大きいよ~。どのくらいかな?こーーーのくらいかな?

いってみたいな よそのうみ
行ってみたいね。いろんなところに海はつながっているんだよ。
とおおーーーいところまで続いているんだよ。
アメリカの海
中国の海…


続いて2番です。2番では聴覚、臭覚、味覚、触覚を
感じさせてあげましょう。


2、うみはおおなみ あいおなみ
ゆれてどこまで つづくやら


まず触覚では波が揺れていること、水の感覚や手触りを
聴覚では波の音を、臭覚では海の香りを、味覚では
海の水を味わってみましょう。

うみはおおなみ あいおなみ
お子様と揺れて(抱っこして揺らしてあげて)
大波はこんな感じだよ~、小波はこんな感じ
(大きく揺れたり小さく揺れたりしてあげましょう)

次に海の水に手を入れてみます。実際でなくても
パントマイムでやってみてください。

ほ~ら海の水をすくって見るよ(水をすくう格好を
しながら)
どんなにおいかな~?どんな味かな?
(指を突っ込んでなめてみるポーズをとる)
あ~辛い!海の水は辛いから飲まないでね。

これは実際海に行かれた方はやってみてください。
ただし海の水を飲ませることは、かってに口に
入った時以外は、幼児の場合は避けましょう。

最後に3番では視覚、聴覚と想像力を考えてみましょう。
ここでは絵を描いてみます。

3、うみにおふねを うかばせて
いってみたいな よそのうみ

うみにおふねを うかばせて
海にお船が浮かんでる絵を描いてみようね。
どんな絵かな~?お船は描けるかな??

あ、お船の汽笛がなってる。どんな音かな~?
耳を澄ます格好で音を聴いてみる。お母様が
「ぼ~」などまねをしてあげても楽しくなります。

また実際に海に行かれる方は親子で海の音を
聴いてみてください。もちろん人の声などで
騒がしいかもしれませんが、波音を聴く良いチャン
スです。

いってみたいな よそのうみ
さっきの絵の続きを書きましょう。

さっきのお船はどこへ行ったかな?
お買い物?お友達のおうち?
どこの国??アメリカ?フランス?

などこのような時にいろいろな国の名前を
話してあげるのもとても良いです。
「まだ小さいから」などは先入観で、どんどん
教えてあげましょう。

そして「世界にはいろいろな国があるんだよ」と
いうことも教えてあげましょう。


いかがでしたか?これから海に行かれる方は
童謡「うみ」を歌いながら実践してみてください。

お子様にはとっても楽しく、歌と重なった夢のある
思い出ができると思います。そして帰ったら最初に
海の絵を、次にその海が続いている違う場所を想像
して描かせてあげてください。

この歌とともに今年の夏が皆様の素敵な思い出の
できる夏になりますように!