おはようございます。
今日の大阪は蒸し暑いです。いやですね!


さて今日のパワーアップはドヴォルザークの
新世界です。


この曲はドボルザークがチェコから、新大陸
アメリカを音楽大学学長に就任のために訪れ、
その際大変なホームシックになり、それを
のりきった時に作られた曲です。


私はこの曲が大好きですが、何より曲名が
「新世界」ではなく「新世界より」の「より」に
ドヴォルザークの思いを感じます。


僕は「新世界より故郷チェコを見ているよ」の
「より」ではないでしょうか。


海を渡り、新世界へ挑み落ち込んだ後に作られた曲。
これだけでも大きい感じがします。


大きく心を持ちましょう。
小さなことを見つめすぎないように。


交響曲第9番 《新世界より》 第1楽章



この曲のエピソードをもう少し詳しく書いてみましょう。


1893年の夏休み、ドヴォルザークはボヘミア(チェコ)
からの移民が多いアイオワ州に出かけました。

あちこちから聞こえてくる国の言葉に、異国にいながら故郷に
いる感覚を感じ、それにより異国での疲れが和らいで安堵感を
感じたころこの曲は作られました。そのため聴く人に、勇気や
安らぎ、安堵感を与えるのではと考えられます。


大海原を新大陸に向かって、命がけでドヴォルザークは
アメリカを目指したのです。

その頃の船旅はまだまだ命がけだったと思います。


この後ドボルザークはまたチェコに戻りますが、
この曲の第1楽章は凛とした、勇気や姿勢を
感じます。


この曲を聴いて未来を想像してみましょう。


あなたはどうのようになっていたいですか?

3年後、5年後、自分の未来はあなたが創るのです。




それでは今日も良い1日を。