皆様こんにちは。今日は今まで思っていた(経験した)ことを
少し書いてみます。


1、音楽の仕事年齢
2、音楽のこれからの仕事

についてです。1も2も関連があり、混じって
お話しないといけないこともあるのですが。。


まず私の音楽仕事歴は

1、ピアノの先生
   ↓
2、音楽ホテルの女将
   ↓
3、音楽プロデューサー
   ↓
4、音楽事務所代表
   ↓
5、NPO理事長
   ↓
6、音楽療法士


と音楽の仕事をしてきました。そして今は6で
あり、まあふ研究所代表でもあり、また1から
ずっとピアノの先生も続けています。


これだけ音楽とかかわり、おかげでいろいろな
「音楽の仕事」や「人」を見てきました。

$ヒーリングミュージック



音楽家、音楽ファン、聴衆、子供に楽器を習わ
せる親御さんなど等。
音楽雑誌社との付き合いも随分ありました。


そして私なりかもしれませんが、分かったことが
あります。その一つが


1、音楽の仕事年齢


これはコンサート時に送って来られたプロフィール
写真と、実際があまりに違っているなどもありますが、
聴衆の立場に立つと、ピアノなら、ピアノが上手は
もちろんですが、女性は特に「美しい」「若い」は
最大の武器になります。


これはプロデューサー的視点かもしれません。
やはり舞台に立った時、若くてきれいに越したことは
ありません。


またピアノの先生なども、特にNHKの「お母さんと
いっしょ」のイメージではありませんが、小さな
子供さんの先生の場合、「優しそうなお姉さん先生」が
好まれるのではないでしょうか。


音楽ホテルを辞める時、「自分は歳をとっていく中、
音楽とどう向き合い、仕事にしていくか」という事を
真剣に考えました。


先に「優しそうなお姉さん先生」と書いたのも、その
頃の私の知り合いで、お嬢様は東京芸大のピアノ科に行か
れ、生徒さんもそれに続け!のような先生がある日

「子供の数がどんどん減るのに、こんなおばあちゃんに
習いたくないよね」

とぽつんと言われたことが、音楽の仕事を考えるきっかけ
となりました。これは特例かもしれませんが。


$ヒーリングミュージック


そして私が宿泊業のおかみをしていた時、17年間で
3万人以上のお客様に接し、「年齢が行くと良い」と
いう点で、非常に良い意味で分かった事があります。


それは「人のお話を聞いて理解してあげられる」という
若い時にはできないことです。


先生としての経験が豊富になり、柔軟性でき、いろいろな
引出を持っているなどの、良いところができて来るところ
です。


おかみさん時代、「こんなに?」と思うほど、人の悩みを
聞かされました。そしてほとんどの方々が「何とかしたい」
と考え、その悩みが今すぐ解決できない場合、例えば「姑が
嫌い」とか、「家のローンが後20年ある」等の場合でも、
「とりあえずでも少し楽になりたい」と思う方は、非常に
多かったのです。


そして「とりあえずでも少し楽にしてくれるもの」は
「音楽」だと思いました。



さらに子供は年々どんどん減っていきます。参考グラフ


いくら高齢者が増えると言っても、例にあげたグラフのように
15歳から60歳ぐらいが、人として1番多い年齢なのです。
そして悩みを持つ人は多く、自殺者も年々増えている(><)


2、音楽のこれからの仕事


そんな意味ではカウンセラーがいて、その人が音楽の事が
分かった人ならとても良いと思いました。

$ヒーリングミュージック


悩みを聞いてあげ、その悩みによってお薬のように
「この曲を聴いてみて」とアドバイスできる人、
場合によっては先生が生演奏できると、さらに
良いです。


レッスンでも子供には鬱を防ぎ、心を健康に丈夫にする
レッスンができ、大人のレッスンではその日の疲れをとり、
悲しみや疲れが多ければ、癒してあげられるレッスン。


こんなレッスンができるのは、ある程度の年齢や経験が
ある音楽の先生です。ある意味歳を重ねるほど良いかも
しれません。


私は音楽が生活の中に入り込み、心を癒し豊かにし、
自殺者や鬱が減り、自分の心の情緒安定を自分自身で
コントロールできる社会になればと考えます。


そしてそれは子供のころからのレッスンで、どのように
するかを子供たちに教え、また疲れた大人には今すぐ使える
音楽の使い方を、アドバイスできればと考えています。