おはようございます。
今日まで「幸せ」をテーマにお届けします。

最後の日は「自然への敬意」という意味で、
ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」を

お届けしたいと思います。

何気ない毎日、何気ない平和、でも
津波や竜巻など、一瞬で私たちの生活は
災難に合ってしまう事もあります。


何か意味する事があるのでしょうか。


これら自然から災難を受けることもありますが、
反対に普段は大きな安らぎや、目に見えない
癒しを、自然は私たちに与えてくれています。


今日は少し後で専門的な事を書きますが、
自然への敬意として、このヘンデルの
ラルゴ=オンブラ・マイ・フを
聴いてみましょう。


画像がないのがちょっと残念ですが、
米良美一 さんの美しい演奏です。




この曲はヘンデルのオペラ『セルセ』のアリアの中で、
ペルシャ王セルセが、木陰への愛を歌ったものです。
自然を愛していたんですね。


先日読んだ脳科学者の澤口先生の本に書いてあったのですが、
ネズミの実験で、ネズミの環境に合った場所で成育したネズミと、
貧しい環境の中で成育したネズミの脳はその差が7%あり、それに
より賢さ、健康、その他が違ってくるのだというお話。


つまり環境に合っていると脳が大きくなるため、自然と
頭の良い子ができるという事です。そしてその環境の
中で、ネズミにとっても人間にとっても、「自然」に
大きい役割があるという事です。


もちろんゲージの広さやえさなどもありますが、私が
読んだ別の本から合わせても、自然の力は偉大だなと
思います。


なぜこんなことを書いたかというと、東大に入る子供は
決して都会の子供たちばかりではなく、また先日の
全国学力テスト?などでも、秋田や北陸のお子様方の
成績が優秀だった、これは自然があるからだと私は
思うからです。


自然が与えてくれる環境で、自然に頭がよくなるほど、
幸せなことはないのではないでしょうか。


大阪に戻り、毎日まいにち塾に行く子供たちを
見ているとかわいそうになってきます。


田舎で走り回っているのに(もちろん努力して勉強
していると思いますが)なぜ賢いのか。


皆様も考えてみてください。
私は自然を含んだ良い環境が、どれほど人間いとって
幸せな事かと長野にいたので痛感しています。


今日はこの曲を通じて、自然に感謝したいと
思います(^^)


それでは今日も良い1日を!