おはようございます。
今日も「幸せ」についてお送りします。


昨日まではどちらかというと恋愛や、異性との
「愛」についての幸せでしたが、今日は
「故郷」についてです。


今頃の時期になると大学などで実家を離れたり、
転勤などで住み慣れた場所を離れた方が、
ホームシックになりがちな季節です。


そして実家や故郷に帰ると、何とも言えない
「安堵感=幸せ」を感じ、
「ふるさとっていいなー」と思われることも
多いと思います。


そんな思いを100年ちょっと前、痛烈に感じた
音楽家がいました。

今日はその音楽家、アントニン・ドヴォルザークの
交響曲第9番ホ短調作品95新世界より、2楽章
「家路」をお送りします。


この曲にはこんなエピソードがあります。
1893年の夏休み、ドヴォルザークはボヘミア(チェコ)
からの移民が多いアイオワ州に出かけました。


あちこちから聞こえてくる国の言葉に、異国にいながら故郷に
いる感覚を感じ、それにより異国での疲れが和らいで安堵感を
感じたころこの曲は作られました。

故郷を感じることができてほっとしたのでしょうね。
ふるさとっていいですね。
だからドヴォルザークはアメリカからチェコに向かって
「新世界より」という交響曲を作ったのですね。
胸が熱くなります。


それではお聴きください。


※録音レベルが高く、音が大きいのでお気をつけ下さい。
最後が途中で切れてしまうのが残念です。

カラヤン ウイーンフィルハーモニー



みなさん、この曲を聴きながら「ふるさと」を
想い出してください。ふるさとがあるって良いですね。


美しい自然や風景、懐かしいふるさとの香り、空気感。
ふるさとの空、懐かしい子供のころ。そんなふるさとは
あなたを幸せにしてくれます。


ふるさとは場所もいいですが、亡くなったお父さん
お母さん、おばあちゃん、おじいちゃんでもかまいません。
ご家族はあなたの故郷です。

子供のころ住んでいた家、交わした会話、思い出の品々。
それらは全てあなたの故郷の産物です。


時々心の中にある故郷に会いに行きましょう。
心がほっとあたたかくなりませんか。



それでは今日も良い1日を!(^^)