おはようございます。

今週は総集編で様々なお話をしています。
今日はピアノ(楽器)レッスンでの音楽療法です。


具体的に行ったほうがわかりやすいと思いますので
実際にやってみましょう。


ブルグミュラー25の練習曲からです。
これは私流ですが、まずどの曲が癒しとして良いでしょうか。


1、すなおな心        
2、アラベスク
3、パストラル(牧歌)
4、小さなつどい
5、無邪気
6、進歩
7、清らかな小川
8、優しく美しく
9、狩
10、やさしい花
11、せきれい
12、別れ
13、コンソレーション(なぐさめ)
14、シュタイヤー舞曲(アルプス地方の踊り)
15、バラード
16、ちょっとした悲しみ
17、おしゃべりさん
18、気がかり
19、アヴェマリア
20、タランテラ
21、天使の合唱
22、バルカロール(舟歌)
23、再会
24、つばめ
25、乗馬

$ヒーリングミュージック


私は脳を勉強して「自然」ほど人を癒し、脳の活動を活発化、
かつ安定的に調整してくれるものないと考えています。

そこで「自然」から考えると
3,7,9,10,11,22,24,25
が良いと思います。

動物も自然です。動物の動いている様子、かわいいしぐさなどを
感じることは大切です。


またそこに19、21もプラスして良いと思います。なぜなら
神様的ですが「空」を感じるからです。


そして最後に「人間」も自然です。それをプラスすると、1,5も
「子供」「人間」という意味で良いのではないでしょうか。


今取り上げているのはあくまで「見本」としてブルグミュラーを例に
しています。「選び方」のお話なので、本来なんの曲でも構いません。


今あげた曲をもとに想像をしてみましょう。自然を想像する事は脳の
休息、ホルモンの分泌や神経伝達物質の活性化の非常に良いのです。


美しい想像、未来への想像は心や脳を休め、活性化に導きます。また
楽しく前向きな姿勢を育てます。音楽を使って自然を想像しましょう。


そしてこれは、著名なピアニスト(演奏者)がイメージを創るのと、
結局同じなのです。人気の演奏者はイメージがはっきりしており、テク
ニックが優れているため、自分のイメージを人に伝えるのが上手なのです。


皆様はレッスンでこれらを知識として知った上で使い、また心の疲れた
方は、好きな曲で自然をイメージする事を、心が疲れた時の対処法、脳を
活性化するための対処法としてお使いください。レッスンでの生徒さんも
音楽的に、心理的に活性化されます。


それでは今日はブルグミュラーの中の「せきれい」を取り上げ実際に行って
みましょう。


せきれいはかわいい小鳥です。これさえ知らないで弾いている方がたくさん
います。皆様もしばしこの曲から森や小鳥、美しい空気などを想像してみて
ください。例として私のイメージを書いておきます。





森の朝、黄せきれいが枝から枝へ飛び移っています。


グレーや白、水色のせきれいも、一緒になってちょんちょんと
森の木々を行ったり来たりしています。


楽しそうに歌っています。


少し空が曇り、強い風が吹いてきました。
せきれいたちは一瞬驚きました。


でもまた風がおさまり空が晴れてくると、楽しそうに
せきれいたちは遊んでいました。。。


いかがでしたか?
あなたにはせきれいが見えましたか?
森や木々も感じることができたでしょうか?

目で見たものではなく、脳で感じたものがあなたを
癒します。

それでは今日も良い1日を!(^^)