今日は音楽を使った感性の育て方 童謡「お正月」です。


ここまでの内容はメルマガ「失敗しない幼児教育2」に書いています。失敗しない幼児教育2


例えば童謡お正月の歌詞には様々な「遊び」が出てきます。
・たこ
・こま
・まり
・はねつき


確認してみましょう。



※画面右下のYouTubeをクリックしていただくと大きな画面に
なり、歌詞も見ることができます。



皆様はこれらをされたことはあるでしょうか?

「古い」と言わないでください!と言うのは、お子様または
親である皆様が、もし外国の方に

「日本文化を何か1つご紹介ください」

といわれた時、何か自信を持って紹介できるものがあるで
しょうか。案外これと言ったものが何もないのが、今の日本人の
現状です。



お茶やお花、書道、歌舞伎、柔道や剣道など、外国の人に伝える
ほどやりぬいた方は、きっと説明できるでしょう。


しかしそうでない方は、「お正月」ほど日本的で、日本の文化を
象徴した伝統儀式はないと思われ、これを紹介することはとても
良いのではないでしょうか。


そしてこの童謡に出てくる子供にとっての「遊び」は、音楽という
感性と文化を一緒に伝えてくれる、優れたツールです。

いつもやっているゲームや遊びはおいておいても、この時期
「日本の遊び」をちょっと楽しんでみることは、大変良いと思
います。


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外国に将来お子様が勉強や仕事で行ったり、また外国の方と
何か、かかわることがある時、非常に日本を紹介するもの
として役立ち、友好的なツールになります。


まずはこの歌を親子で味わって歌い、そしてこの遊びを
知っているかどうか尋ねてあげて下さい。


またチャンスがあれば、ぜひ実際に凧揚げや羽根つきを
一緒にやってあげてください。実際にできなければ、歌を
歌いながらどんな遊びか説明してあげましょう。


来年はおせち料理、その次は着物、その次は初詣など、
クリスマスと同様何かテーマを決めて味わい、濃い豊か
な生活観を味あわせてあげましょう。


物がなかったり、貧しかった時代はこんなことが当たり
前の文化として行われ、それを大変楽しみ、味わったと
思いますが、豊かになった今では逆に季節観がなくなる
と同時に、日本観もなくなりそれを味わうことも非常に
少なくなりました。


もうすぐ2月になってしまいますが、冬は日本文化を味
わえる貴重な季節として、お子様に「日本」を味合わせ
てあげて下さいね。