おはようございます。今日もドビュッシーで「小さな羊飼い」。


鬱の方には調子が良くなると何もしないという傾向があります

調子の良い時こそ自分の思考や習慣を変える努力、脳の同じ部分を

使いすぎない、脳を休憩させる努力をしてください。





♪小さな羊飼い  
クロード・アシル・ドビュッシー作曲
1862年8月22日 - 1918年3月25日 フランス

まずゆったりリラックスしてください。

曲をご存知の方はご理解いただけるかも知れませんが、

ドヴィッシーは羊飼いの少年(だと思います)をこの

曲で描いたのではなく、羊飼いの少年が眺めていた空や

自然を、音楽にしたのだと私は思います。

そしてそれは音楽でありながら自然を使って、「静けさ」

「ゆっくりとした時の流れ」を表したいのだと確信して

います。

難しいですが、音で自然の情景(雲の流れや太陽の光、

風)を表し、そしてその根底には「静けさ」「ゆっくりと

した時の流れ」をドヴィッシーが感じていたのだと思うの

です。

それでは実際に音楽を聴きながら、皆さんも想像してくだ
さい。


約100年前のフランスの田舎。お天気がよく風がそよいでいます。

羊飼いの少年が美しく広ーーい丘の上で羊の番をしています。

羊たちは昼下がりの天気の良い丘の上で、のんびり草を食んで

います。

少年は草の上に寝っころがり、高い空の上の雲が流れて

行く様子をぼんやり眺めていました…