【協力依頼】「不妊治療と仕事の両立で困ってませんか?」インタビューのお願い | NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~スタッフブログ

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スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

こんにちは、Fine広報ですニコニコ飛び出すハート

 

WBCにフィギュア…

そしてお花見も再開され、日本全体がとても活気づいてきましたね。

素敵な春の訪れです。

さて、本日は正会員の松崎様より、インタビューのお願いがあり、

皆さまにご紹介させていただきます。

 

松崎さんは今、成蹊大学大学院で「就労している女性の不妊治療について」研究されており、

ご自身もお仕事をしながら不妊治療をご経験された方でいらっしゃいます。

ぜひ本インタビューのご対象となられる方で、ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、

松崎様のご連絡先までメールにてお問合せをお願いいたします。

 

 

インタビューのおねがい

 

「就労している女性の不妊治療について」をテーマに成蹊大学大学院で研究している、

松崎貴子と申します。

 

この度、働きながら不妊治療をうけている方に、

「働きながら不妊治療をうける」仕事との両立に焦点を当てた

インタビュー調査を行いたいと考え、この場をお借りしてお願いにあがりました。

過去に不妊治療を受けた方、現在不妊治療中の方、男女問わず、ご協力お願いします。

対面ではなく、ZOOMでもかまいません。

 

 私自身24歳で結婚し、仕事を優先し、30歳を過ぎて子供について考えればいい

と思っておりました。

ところが、30歳を過ぎてもなかなか子供を授からず、不妊治療を始めました。

その治療の過程の中で、男性不妊という状況を知らされ、32歳から人工授精、

34歳から体外受精、顕微授精を行いました。37歳で妊娠、38歳で出産となりました。

 その間、仕事を続けながらでしたので、さまざまな問題がありました。

治療をするための時間の確保をどのように説明して休めばいいのか。

職場の上司にどのように説明するか。

同僚に迷惑をかけないか、若い男性の同僚にどのように説明するか。

一見理解していただいても、後で、様々な噂が職場に流れたこともありました。

また、治療を受けていることを実家の両親に知らせて心配させては思ったこともありました。

一方、夫の両親にどういう形で説明するかにも悩みました。

 

そのうえ、自分自身、治療によって起こる薬の副作用に悩まされ続けました。

自分の体がどうなるか、非常に不安に感じたこともありました。  

そのように頑張っても、なかなか妊娠しないことから、病院を転々としました。

出産をしても約1年ぐらいは、いつ子供がいなくなるかという、毎回だめだったことが

多すぎて信じられない感じがしました。

 

 30年前の出来事でしたが、今思うと、さまざまな事がありました。

去年不妊治療について健康保険が適用になりましたが、そのことが、

皆様にどのような影響をあたえたのかについても教えていただきたいと思います。

主に下記についてお伺いしたいと思います。

すべてではなく、下記の一部でもかまいませんので、ご協力よろしくお願いします。

              

 

1 基本属性(年齢、学歴、居住地、仕事の内容)など

2 経験した治療、通院した病院、副作用、漢方やエクササイズなど

  民間療法の経験、不妊原因など

3 職場環境(制度、労働時間、休暇、ハラスメント等)

4 不妊治療について周囲に話した経験、その意識

5 今現在考えて良かったこと、悪かったこと

6 次に経験する人へのメッセージ

7 同じ職場にいた場合どのような対応ができると思うか

8 職場で何をして欲しかったか

9 家庭環境(近親者、周囲の人の経験、配偶者との関係、父母等との関係)

10 不妊治療の相談場所(Fine,SNS等,病院等医療機関、自治体等)

11 不妊治療中の健康状況

12 不妊治療と保険適用について

13 コロナが不妊治療に影響を与えたこと

14 不妊治療の情報はどのように得たのか

15 不妊治療への思い

 

 本研究は、学術目的での論文発表や学会報告です。インタビュー調査

つきましては、文字起こしをし、録音データは5年間の保存後、廃棄いたします。

一部引用には、仮名(アルファベット)を使い、個人が特定されないようにします。

この調査については、成蹊大学の倫理審査を通しております。

調査の中断、中止は協力して頂く方の意思に従うものとします。

録音させていただいた内容は私自身がテープ起こしをしますので、秘密は厳守いたします。Zoomの場合は、顔を出さずに録音のみにします。

 

  面接にご協力頂く方には、ご自身の内面の動きをお話し頂くため

「言葉にはしにくいな」と感じられる部分があるかもしれません。

 その場合には、話せない旨を話していただければと思います。

 

ご連絡を頂いた方には、書面にて本研究の詳細を確認して頂いた上で、

ご協力の可否を決定して頂きます。

 

①対象者:30代から50代の企業等組織で勤務し、現在、不妊治療を行っている

     もしくは不妊治療を行っていた方、もしくはその配偶者の方

②調査期間:令和5年3月から令和6年3月頃まで

③方法:1~2時間程度のインタビュー、対面若しくはZOOM

④場所:対面の場合、ご指定の場所に伺います。

⑤費用:クオカード(3,000円分)

      

ご協力を検討して頂ける方は<matsuzakiat★outlook.jp>

   までご連絡頂きますようお願い申し上げます。

※メールの際には、上記「★」マーク部分を「@」へ替えてお送りください。

 ご質問、不明点なども、上記までご連絡ください。

 みなさま、なにとぞ、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

調査者:成蹊大学大学院文学部研究科社会文化論専攻博士後期課程 松崎 貴子

 

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ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

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