不妊治療を1人で頑張ることがゲン担ぎ、じゃなかった | NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~スタッフブログ

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スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

こんにちは。

NPO法人Fine公認 不妊ピア・カウンセラーの

鐘江さやかです。

 

寒い冬となっていますが、

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 

その昔になりますが、

1月2日に、顕微授精へ向けた採卵手術を受けたことがあります。

 

私の通っていた病院は、患者の体調に合わせてくださる病院だったので、

年末年始も関係なく採卵や移植の手術をする方針。

 

なので私も年末年始はゆっくり、なんてできずに、

手術に向けて、時間通りの服薬・自己注射・点鼻薬など、

色々な準備があって、心も体も休まらない日々でした。

 

採卵日の朝早く、病院へ向かう道は閑散としていて、

“みんなコタツでぬくぬくしてるんだろうな〜、いいなぁ・・・”

なんて思いながら、重たい気持ちでした。

 

でも、病院へ着いたら、病院のみなさんはいつも通り

キビキビと働いていらして。

お正月のことなんて、すぐ忘れられました。

 

“誰のためでもない、「私のため」に、

これだけの方々が、お正月返上で頑張ってくださっている”

と、本当に頭が下がる思いでした。

 

この病院にいるメンバー全員に共通する目標、

それは、

”赤ちゃんがお腹に来てくれたらいいな”

ということ。

 

“やっぱり私も頑張ろう!”

と思いました。

 

とは、いえ。。。

もう何度目になるか、という採卵手術が終わったら、

翌日からは受精卵までの成長を見届けるべく毎日培養室へ電話するんだよなぁ。

 

うまくいけば、今度は移植周期ということで治療は続いていって、

うまくいかなければ採卵やり直しになるよなぁ・・・

 

心も体も、この先もノンストップになるのは見えていて。

 

"頑張ろうという気持ちはあるけど、

ホントはちょっと休みたい・・・

でも立ち止まる勇気もないし・・・

辛いなぁ・・・"

 

と、ついつい弱音を吐きたくなって。

 

でもすぐに、

"イヤイヤ!やっぱり頑張らなきゃ!”

なんて、自分を奮い立たせて。

 

 

今の私が、そんな当時の私に言ってあげたいこと。

 

それは、

「そんな時は、カウンセリングで、少し気持ちを話してみない?」

 

 

治療当時の私は、

“1人で頑張ることがゲン担ぎ”と

なぜか思い込んでたところがありましたが、

最近は、治療当時ももっと周りに甘えれば良かったな、と思います。

 

なぜなら私自身、少し前に、とある事情で

周囲に甘えざるを得なくなった経験があり、

その時、恐る恐る、少しずつ周りに甘えてみたら、

皆さん快く支えてくださったんです。

 

“辛い時は遠慮なく周りや助けてくれそうな人に甘えていい。

その分のお礼はいつか、どなたかに、

最大限自分ができる形で、お返しすればいい。”

 

最近ようやく、そう思えるようになってきました。

 

 

Fineでは、無料通話相談やカウンセリングを実施しています。

同じ不妊に悩んだ経験のある

不妊ピア・カウンセラーがお話しを伺いますので、

どうぞ、お気軽にご活用ください。

 

まだまだ寒い日々が続きそうです。

どうぞ、心も体も温めて、お過ごしください。

 

 

 

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