これも不妊で悩んだ経験が生きているのかな | NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~スタッフブログ

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スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

こんにちは。

Fineメンバーのどらちゃんです。

 

少しずつ街路樹が色づいてくるのを見ると、「もうすぐ冬になるんだなぁ」と

感じます。風邪を引かないように、温かい服装を心がけていますが、

ある寒い日にフリースを着ていたら「もうフリース?」と驚かれてしまいました。

まぁ、体調維持が大事だから、ね(^^)

 

週末、出かけていて、夕食の支度に一人でてんてこ舞いしているとき、

夫は一人で勝手に晩酌を始めています。「ずっと運転していたから」

「平日の疲れもあるから、仕方ない」と自分に言い聞かせていましたが、

ある時「そうだ!私の不満解消のためには、夫を調理に参加させれば

いいんだ!!」と思い立ちました。

 

そこで「手伝ってほしいけど、いいかなぁ?」と声をかけると

「いいよ。何すればいいの?」との声が返ってきました。

 

「ピーマン、炒めてほしいんだよね。私はサラダの野菜を切るね」といって

フライパンの前に夫を誘導して、菜箸を手渡しました。

 

「ねぇ、炒めるってどういうことすればいいの?混ぜ混ぜするってこと?」

 

ん???そこから始めるの?そこから教えていくの???

 

その時は青椒肉絲だったのですが、「ねぇ、もうこれくらいでいい?」と

炒め始めてすぐに言います。早く調理台から晩酌に戻りたいのね(笑)。

 

私は「炒め具合はあなたの好きなようにしていいよ。火が通ってくると

ピーマンの色が変わってくるから。そういうのも見てくれると嬉しいな」と

言うと、また野菜を混ぜ混ぜし始めました。

 

そして出来上がった料理を食べるとき、「手伝ってもらえてすごく助かった。

おかげで時間の短縮になった。ありがとう」と言いました。

 

毎回その手が使えるわけではないけれど(笑)、それからは時々

夫の手を借りることができるようになりました。

 

「一人でさっさと晩酌始めてさ、私だって疲れてるのに、

ご飯作ってるんだよ。むかつく!」と長いこと思っていたけど、

「そういえば、以前もこんなことしてたなぁ。なんだっけ?」と

思い返してみたら、不妊治療中の自分が思い浮かびました。

 

あの時は自分の思いを夫にも言えずに、殻をひたすら分厚く

固くしてました。だから、言いたいことがあっても

すぐに言葉が出てこない。頭の中では言いたいことが

たくさん浮かぶのに、何一つ言葉が出てこなかった。

 

「私だけが我慢すればいいんだよね」と、私はつい思ってしまうのだけど

ちゃんと言葉で表現しないと伝わるものも伝わらない。

それを学んだはずなのに、いつの間にか忘れていました。

 

私にとって大事なことを思い出せて良かったです。

 

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