こんにちは、Fine不妊ピア・カウンセラーmasayoです。
2019年4月7日に行われましたカウンセリング公開講座についてレポートします。
満開の桜が咲く中、ご夫婦やたくさんの方にご参加いただきました。
第一部は不妊治療の心理カウンセラー第一人者平山史朗先生をお招きして
『不妊治療の始めどき、がんばりどき、やめどきまで』についてお話しいただきました。
タイトル通り、不妊治療中のそれぞれのステージでわき起こる「心」の動きや扱い方についてお話しがありました。
ほんの一部ですが、ご紹介しますね
始めどき
・不妊治療や不妊治療施設についての説明
情報が溢れ過ぎているので、自分にとって必要な情報を入手することが大切!
・不妊治療を始めるのに早すぎることはないため、そんなに焦らなくても・・・とパートナーに言われたとしても無意味な焦りではない
がんばりどき
・意思決定が多く、その難しさについて
・結果が出ない=がんばっていない、ではない。じゅうぶんがんばっている!
・周囲との関係は、大切な人にエネルギーを注ぎ、この時期は無駄に神経をすり減らす人と付き合わない
やめどき
・どうすればやめられるのかのステップについて
・やめていいと自分を赦す・・・もし怒りの気持ちがわいてきたら、その気持ちに意識を向けてみる(悲しさ、さみしさなど)
・不妊を経験して努力しても授からなかったという経験がこれからの人生に役立たないわけがない
長年不妊治療の現場にいる平山先生だからこそできる、大きなテーマがギュッと濃縮されたとても分かりやすいお話しでした。
続いて、私の体験談をお話ししました。
始めどきからやめどきまでの感情についてお話ししました。
特にがんばりどきを話している頃は涙を拭う方が増え、ご自身の気持ちが重なったのかなと思いました。
私も当時は小さなものから大きなものまでたくさんの感情がぐちゃぐちゃになっていて、どんな気持ちなのか言葉にして言い表すことすらしんどかったので、体験談を聞いて自分の気持ちに気づくこともあるのかなと感じました。
言葉の力ってすごい
第二部はグループカウンセリング
3つのグループに分かれて今の思い、抱えている悩みなどを語り合いました。
第一部では皆さんずっと 心 について考えてこられたせいか、はじめから戸惑うことなくお話しが進みました。
今回は体験で短い時間でしたが、体感していただきました。
グループカウンセリングのメリット
・同じ立場の人に温かく受け入れられて安心する
・抑えていた感情を出せて緊張から解放される
・自分への理解が深まる
などです。
普段不妊治療の話をするときは、相手の反応を気にしたり、否定されたり、思わぬ答えが返ってくることもあるかもしれませんが、ここでは安心してお話しできます。
以上当日のレポートです。
心のケアをしながら、ご自分らしく不妊治療が進められるようにFineはこれからもイベントを企画してゆきますので、また機会がありましたらご参加されてみてくださいね
ご参加の皆さまありがとうございました
話すって大切 カウンセリングもいろいろあります
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