不妊治療を経験したという共通項

こんにちは！Fineメンバーのふーたんです。

この春、「Fine認定ピア・カウンセラー」※になったばかりです。

ところで、ピアって何？

と思われますよね。英語で「仲間」という意味。そう、私も不妊治療の経験者です。

４０代後半に入り、治療も終わりに近いことは十分に自覚しています。

凍結した胚が病院にあるので、そちらをお迎えしたら治療を終えるつもりです。

ここまでの気持ちになるには、紆余曲折ありました。

年齢を重ね、わずかになってしまった希望をどこまでつなぐのか、お悩みの方も多いかもしれません。

私の場合、こんなふうに気持ちが固まったのは、ここ１年ほどのこと。

まずは年齢のことがありますが、不妊ピア・カウンセラーの養成講座を受けたことも影響していそうです。

講座では、普段はeラーニングで勉強します。

先生や他の受講生たちと会い、一緒に学ぶスクーリングも数回あります。

不妊治療した者同士、経緯は違っていても、味わった痛みや苦しさは共有できるんだな～と実感しました。

それまで、治療を経験した人同士で、ざっくばらんに話したことはあまりなかったんですね。

「不妊治療を経験している」という共通項。

家族や友達、会社の同僚たちと、ピアの仲間たちとは、ちょっと違った関係にあるのかもしれません。

ほかの人にはなかなか言えなかったつらさも「そうだよね。わかる、わかる」と言ってくれる人たちなんですよ。

そして、自分の経験が少しでも、ほかの方々のお役に立てるのなら、と願っている。

養成講座で学ぶうちに、私は少しずつ、自分の気持ちを客観的に見られるようになっていったような気がします。

つらかった経験がいつか、ちょっとはプラスの方向に上書きできる日が来るかも。

そんな気持ちが芽生えています。

※Fine認定ピア・カウンセラーhttp://j-fine.jp/peer/
Fine不妊ピア・カウンセラー養成講座を受講し、認定を受けた
資格取得者は、全国に117人です。＊2018年3月現在

◆Fineでは全国各地でさまざまなイベントを開催しています。　

不妊ピア・カウンセラー養成講座

　ライセンス取得一年短期集中コース

通常よりも３万円もお得なキャンペーン中♪

限定10名

eラーニングで学ぶ　スクーリングも充実

NPO法人Fine ～現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会～スタッフブログ