みなさま、こんにちは
茨城県で不妊ピア・カウンセラーとして活動している、えいこです。
Fineで認定を取得してから今年で5年目になります。
Fineの茨城面接カウンセリングを担当しつつ、県内の不妊専門クリニック、
自治体の不妊相談センターでもカウンセリングを行っています。
カウンセリングでは冒頭簡単に、私の自己紹介やルールの説明をします。
「心理カウンセリングなので厳重な守秘義務があります。私自身も不妊体験者であり、不妊治療の経験があります。ここでは安心してお話しください」等です。
来談者さまの中には、この冒頭説明の時点で、涙がツーっと流れ出てくる方や、
お話の一言目から、むせ上がるように泣いてしまう方も多くいらっしゃいます。
そして「今まで誰にも話せなかったから・・・」と。
今までどれだけ苦しかったことか。
そしてピア・カウンセラーは同じ立場なだけに、お話の中の辛かった場面や思いを、うなずき合うだけで分かり合える感じを共有できることもあります。
最後には、「ピアの方で良かった」「話せて良かった、かえって楽しかった」「スッキリした」等と、今度は泣いているけど笑ってもいる、そんな表情に変化されているように感じています。
不妊は未経験な人達には分かりづらいことなので、それについては分かり合える人または分かろうとしてくれる人と話した方が、負担も少なく安全だろうと思います。
現在の私は、治療中の頃に感じていたような世間への見え方は、年々変化してきてはいますが、それでも少数派の方に居るとは感じています。
それでもあの当時のどこにも所属できないような帰属感のなさは感じてないなーとふと思ったことがあり、それについて考えみましたら、きっとカウンセリングで同じ立場の人と常にふれ合っているからかなぁとそう気付いたことがありました。
今では、不妊ピア・カウンセラーになったことで、多くの同じ立場の方々と接点を持てていることにとても感謝をしています。
みなまさにも、Fineのイベントに参加したり、おしゃべり会や面接カウンセリングを利用されて、ぜひ仲間が居ることを感じて頂きたい！と、そう思っています。
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