シャーロットの不妊治療 共感度120%!海外ドラマ「SATC」 | NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~スタッフブログ

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スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

みなさん、こんにちは!
Fineメンバーのゆーみんです。

突然ですが私は海外ドラマが大好きです。
中でも特にお気に入りなのが「Sex and the city(SATC)」。
1998年から2004年まで続いたアメリカのコメディドラマで
ニューヨークを舞台にした女性4人のライフスタイルを描いたお話です。
ストーリーが進行するとともに主人公達の年も重なっていくので、その悩みや心情がすごくリアルに感じられるので非常に共感できるのではないでしょうか。

このドラマには四人の主人公が登場し、全員個性的で強烈なのですが、
個人的に一番好きなキャラクターが夢見がちお嬢様タイプの「シャーロット」。
シャーロットには物語上、二人の夫が登場しますが「不妊」に悩み続ける事になります。

シャーロットの不妊についてまとめると…

・一人目の夫・トレイと出会ってすぐに電撃結婚(34、5歳ぐらい)するものの、なかなか自然妊娠に至らず(夫のEDも発覚)。
・検査をしてみるとシャーロット側におそらく(セリフの内容から推測)
抗精子抗体があることがわかり自然妊娠の確率が低いと診断される。
※このときもう一人のヒロイン・ミランダが思いがけない妊娠に至り
さらに追い打ちをかけ辛い心境に。
・体外受精を提案するシャーロットに、夫側はそれを拒否。
・お互いの考え方の違いから離婚へ。

・二人目の夫・ハリーとはトレイとの離婚協議の際の弁護士として出会う。
・結婚する際に、子どもが出来にくい体質だということを打ち明けるがハリーはそれを受け入れる。
・知人に勧められた鍼治療を受けた後、奇跡的に自然妊娠(36歳ぐらい?)するも残念ながらすぐに流産してしまうことに。
・その後あきらめずに体外受精に挑戦(セリフの内容から推測)するもなかなか妊娠には至らず、養子縁組を希望することに。
・最終回でなんと中国から女の子の赤ちゃんを迎え入れることが決まり晴れて養子縁組へ。

その後ドラマの続編となる映画版では奇跡的に女児を妊娠→出産。
(このとき42歳ぐらい?)

私は不妊治療真っ最中の際、何回もこのドラマを見直しました。

夫婦間の考え方や価値観を尊重していくことは大事だとは思いますが、二人目の夫・ハリーは寛容かつ協力的なのでシャーロットもたくさんの選択肢を持てたのではないでしょうか。

シャーロットのセリフで印象的だったのが、不妊治療がうまく進ますに悩んでいるとき、ゲイの友達がこのようなことを言います。
「ちょっと立ち止まって、空をみてみて!」
「まぁキレイな木々の葉の色!不妊のことばかり考えていたら季節はもう秋になっていたのね…。私も自分のことばかり考えていないで、何か人の為に役立つような事をしなきゃ!」

私はこのセリフにハッとさせられました。
治療のことばかり悶々と考えてしまい、毎日の些細な変化や幸せをも感じ取れなくなってしまうのはとても残念なことかもしれないと思いました。

シャーロットはこの気付きから、とあるボランティアを始めるのですが、
今回私がFineメンバー(ボランティアスタッフ)になろうと思った感情と少し近いかもしれません。

ちなみにこのシャーロットを演じた「クリスティン・デイヴィス」さんという女優さんは実生活では未婚ですが2011年に生後二ヶ月の女の子を養子縁組として迎え入れる事ができたんだそう。
アメリカは養子縁組が日本よりも進んでいることもあり未婚でもOKなんですね~。
まだ見ていなくて気になる方はぜひともチェックしてみてください!

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