アートとART | NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~スタッフブログ

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スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

こんにちは。NPO法人Fine(ファイン)メンバーのたかぼんです。




気分転換、してますか?




私の楽しみのひとつは、美術館や博物館に行くこと。




先日、横浜美術館に行ってきました。




いま開催している
「Welcome to the Jungle 熱々!東南アジアの現代美術」

を見に行ったのです。




東南アジアの8か国、25組の作家さんの作品が紹介されています。




アジア好きの私は、予告の派手なチラシにひかれてわくわくしながら横浜へ(^-^)



驚いた作品がありました。


ナディア・バマダジさんというマレーシアの作家の


『寡黙な部屋』




壁に5つのモチーフと「doa yaa」の文字が配置されて、


落ち着いた照明で演出されていました。



説明文を読むと・・・・



~~~こんな感じの説明↓~~~



本作は、不妊にまつわる社会問題を表現しており


ジョクダカルタのカンプン(村落)で生活を始めた


ある夫婦の人生の試練の時間を綴った日記を視覚化している




~~~





ええっ!? 不妊



「不妊」がアートのテーマに?!



なにげなく美術館で出会った作品、

それが「不妊」がテーマって?!

本当にビックリしました。



作品をよく見ると(というか、説明にあったのですが)


モチーフになっているジャワ風の家の屋根と拡声器は

隣人たちの噂話にさらされていることを暗示していたり、

「doa yaa(あなたは祈るべきだ)」の文字は
部外者が発する無責任な慰めの言葉や

はっきりした診断は下さないのに高額な料金をとる治療師たちが発する


人をいらだたせるような呪文を意味している・・・のだそう



国や地域が違っても、


不妊で思い悩むこと、感じることは変わらないのね。




社会の問題を表現するのが、現代アートでもあるのだもの、


「不妊」が登場しても、たしかにおかしくないよね。





アート(芸術)とART・・・



ふだん「ART」と聞くと、

「高度生殖技術(ART=Assisted Reproductive Technology)」



と連想してしまう私ですが(苦笑)




今回は、導かれるように美術館で出会った、


不妊のアートでした。




「Welcome to the Jungle 熱々!東南アジアの現代美術」は6月16日まで。
横浜美術館




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