シャン州訪問記 最終6報 | アジアクラフトリンク

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物作りを通してミャンマーの人々の自立を支援し、世界のオンリーワン作りに参加できる喜びがあります。

シャン州 パオ自治区 ピンラン郡の様子を最後にお知らせします

ピンラン中心地は写真のように山に囲まれた細長い高原の盆地。

高台から見たピンラン市街です。

町としては中心部で人口2万人くらいの印象

ピンラン市街に続く平野部は丁度、北海道富良野の丘陵地帯の

様な風景が広がります

これは洋からしの畑。まさに富良野、美瑛の景色です。

用水は少ないために畑作が一般的(陸稲もありました)

山間部に水源があると小さいながら棚田が見れました

やはり主食は米です

ピンラン郡全体で450の集落があるとのこと

農業ができる土地にいろいろな集落が出来ている印象

写真は山間の小さな集落、でも現金収入は十分の様子!

良い住宅が並んでいます

至る所に山岳部が隣接していて、景色は飽きません

しかし、山岳部では農業収入だけでは生計が難しいのでは。

ちょっとした丘にはパゴダが設置され、敬虔な仏教徒が多いようです

そしてそれを寄進できる財力もありますね。

料理はタイ料理の流れをくむシャン料理ですので、私には合います

(ちなみにバゴーのミャンマー料理は油とスパイスが多くて大変です)

熱帯の高原気候ですので野菜、果物は美味しいです

パパイヤもとんでもなく豊作でした。こんな豊作は始めてみました。

先日の記事のバナナも野生含め豊富で美味。

 

まとめとして、自然が豊富に残り、地形、景色も良好。気候も料理も良い。

イギリス時代の避暑地のカローに遜色ない魅力の土地

ただし、最寄りの空港から3時間。車では最寄りはネピドーから

4-5時間。このネックが改善されれば観光資源としては光ります

 

現時点では、ここの産物(今回は竹と伝統の製造技術)を生かしての

名産品作りによって、地域振興の支援を探ります

以上シャン州訪問記を終わります