シャン州 パオ自治区 ピンラン郡の様子を最後にお知らせします
ピンラン中心地は写真のように山に囲まれた細長い高原の盆地。
高台から見たピンラン市街です。
町としては中心部で人口2万人くらいの印象
ピンラン市街に続く平野部は丁度、北海道富良野の丘陵地帯の
様な風景が広がります
これは洋からしの畑。まさに富良野、美瑛の景色です。
用水は少ないために畑作が一般的(陸稲もありました)
山間部に水源があると小さいながら棚田が見れました
やはり主食は米です
農業ができる土地にいろいろな集落が出来ている印象
至る所に山岳部が隣接していて、景色は飽きません
しかし、山岳部では農業収入だけでは生計が難しいのでは。
ちょっとした丘にはパゴダが設置され、敬虔な仏教徒が多いようです
そしてそれを寄進できる財力もありますね。
料理はタイ料理の流れをくむシャン料理ですので、私には合います
(ちなみにバゴーのミャンマー料理は油とスパイスが多くて大変です)
熱帯の高原気候ですので野菜、果物は美味しいです
パパイヤもとんでもなく豊作でした。こんな豊作は始めてみました。
先日の記事のバナナも野生含め豊富で美味。
まとめとして、自然が豊富に残り、地形、景色も良好。気候も料理も良い。
イギリス時代の避暑地のカローに遜色ない魅力の土地
ただし、最寄りの空港から3時間。車では最寄りはネピドーから
4-5時間。このネックが改善されれば観光資源としては光ります
現時点では、ここの産物(今回は竹と伝統の製造技術)を生かしての
名産品作りによって、地域振興の支援を探ります
以上シャン州訪問記を終わります