夏休み中を利用して、伊東市にある就労継続支援B型かぷりすへ体験実習を行いました
れすぱす・しめじと5年以上通われている利用者様お2人が今回、体験実習へ参加されました。
学生の頃より、放課後れすぱすで過ごされ、現在、生活介護しめじを利用されているAくん。今は、しめじ内で力を付けている途中ですが、発達支援、社会性などの経験を重ね、ゆくゆくは、B型やA型、就労にむけてのステップアップの可能性がある方と考え、当法人のかぷりすへ体験実習の参加となりました。
もう1人は、Bさん。今後、進路の参考に、また、彼女が初めての所でどう過ごすことができるのかということで参加されました。
職員1名同行のもと、3名で電車にて相模原市から伊東市へ
通勤の込み合う電車での移動もありましたが落ち着いて過ごされてました。
予定より早い時間にかぷりす到着。
かぷりすでは、20代から60代の幅広い利用者様たちと一緒に作業をしていただきました。
午前中は、岸職員指導の下、旅館の名前が刺繍してあるフェィスタオル折りに挑戦しました。間違えてもパニックになることなく、しっかりと指示を聞いて笑顔で取り組まれました

お昼は、近所のドラックストアにて、自分たちの好きなものを購入し、かぷりすの利用者さまの中に混ざって食べました。休憩も多目的室で過ごされました。
午後は、岸職員の判断でアメニティの作業に挑戦。
歯ブラシ、シュシュ、コットン、ブラシの4つを1セットにする作業をしました。補助として作業に慣れている利用者さまが、それぞれについて下さり、一緒に作業しました
午前中の作業より楽しそうにされていました。

かぷりすの利用者さまを見送った後は、一日の振り返りとれすぱす同様、計算プリントなどに取り組みたいと申し出があり、それぞれ取り組まれて時間を過ごされました。
かぷりすでの作業レベルならば、十分B型作業所でも適応できる力があると、かぷりすの職員も評価していました。
かぷりすでの体験実習後、A君はかぷりすの職員と、Bさんは同行した職員と近くのホテルに宿泊しました。
カラオケやバイキングの夕食、温泉など楽しまれました。
次の日は、休日のため、市内観光へ。家族へのお土産など選んで購入されてました。

帰りは、また電車に乗りました。駅で駅弁を買い、「電車で食べていいの?」と戸惑いもありましたが、踊り子内でゆっくりと駅弁を食べて、無事に戻りました。
今回の体験実習や余暇では、れすぱすでもしめじでは普段みられない場面も観察することが出来ました。初対面の職員や場所でも自分で考えて行動することができ、公共機関でもパニックなることなく過ごせました。
今後も1人ひとりの発達や能力を伸ばし、支援をし、社会経験を学ばせていく現場にしたいと思っています