怨憎会苦 | 親子交流(面会交流)支援団体の代表であり、お坊さんでもあり、母でもある私の日々徒然日記

親子交流(面会交流)支援団体の代表であり、お坊さんでもあり、母でもある私の日々徒然日記

一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センターの代表理事であり、大法寺副住職でもあり。そんな自分の日々徒然日記。








なやみはつきねんだなあ―相田みつをいのちのことば/佐々木 正美
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怨憎会苦


愛する人との

別れもつらいけれど


会いたくない人に

会うのも苦しみ

なんだよ


怨憎会苦

というんだね



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子どもとは会いたいが、相手とは会いたくない。


幼い子どもに連れ添って相手が来る。それだけで、落ち込んだりする気分障害や動悸、息切れなどのパニック障害が起こってしまう。


あるいは、


同席する相手から、罵声をあびせられる。暴力をふるわれる。


または、存在を完全無視される。沈黙。


売り言葉に買い言葉となって互いに罵りあうこともある。


これらすべてが、子どもの見ている前で行われる。


子どもは両親の顔色を伺い、小さな身体をさらに縮こませうなだれる。あるいは狂ったように泣き叫ぶ。自傷行為を行う。


子どもと会いたいが、会えなくなる。


面接交渉ができなくなる。







だから私たちは面接交渉の支援を行う。




児童精神科医の佐々木正美氏は、こう書かれています。


『罪のない人間はいない』


『怨みや憎しみという意味で会いたくない人は、相手ばかり原因があるように考えがちだが、大抵は双方に理由があるものだと考えるのがよいと思う』と。


これは、私が、NPOの活動を通して、ずっと皆さんに投げかけている言葉でもあります。


両親の怨憎会苦に巻き込まれる子どもたちが少しでも減るように。


両親には、子どもたちの両親としてあっていただけるように。


有智無知 罪を滅し 善を生ず


私たちの存在意義が、ここにあります。






面接交渉支援=子育て支援

NPOびじっと・離婚と子ども問題支援センター

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