レモン・・・とお聞きするとどんなことを想像しますか?
学生時代にレモンのハチミツ漬け・・・スポートの試合のときによく作ってタイムアウトのときなんかに口に放り込んだりしました。
初恋のキスの味・・・実際にそんなことはないんですが、よくそんな使われ方をするレモン。
ハーブではこのレモンピールを使うこともあります。
レモンには利尿作用や抗炎症作用、血行促進作用があり、精油成分を多く含みますので、香りが気分をスッキリさせてくれます。
同じようなレモンの香りがするハーブは他にもあります。
代表的なものではレモングラス。
シトラールを多く含むコトデレモンのような香りが楽しめます。消化促進、食欲増進、発汗、鎮痙作用があり、細菌感染にも効果があるといわれています。
神経に穏やかな刺激を与え、リフレッシュしてくれるハーブとして、多くのハーブとブレンドしても使われます。
次にあげるのはレモンバーベナ。
バーベナはフランスの女性がお仕事帰りにカフェで楽しむハーブティーとして有名です。
鎮静作用、鎮痙作用、解熱作用、穏やかな浄化作用を持っています。神経系のリフレッシュ効果が期待できますので、ストレスの多いときにはオススメのハーブです。
そのほかにレモンバームがあります。
その芳香にミツバチが集まることから、ハチミツの花とも呼ばれています。
鎮静作用、解熱作用、消化促進、血管の弛緩作用などをあわせ持ち、そのほか抗ウイルス作用もあるといわれています。ハーブティーはほんのりレモンの香りはありますが、味に酸味はほとんど感じられません。
これらのハーブは、他のハーブとの相性が良く、とくにミント系とのブレンドは多くの人が飲まれています。
比較的ブレンドしやすいので、皆さんも一度お試しください。
日本ハーブ振興協会