生理のたびに下腹部や腰が痛む方、多いんじゃないでしょうか。
生理通の原因になるのは、心因性のものから子宮筋腫や子宮内膜症などの病気、年齢的なものにいたるまで、さまざまなことが考えられます。
対策としてはお腹や腰を温めたり、女性ホルモンによい大豆イソフラボンを含む大豆製品を摂ることなどがあげられます。
一方、一定の周期で生理がないのが生理不順です。
周期の短い人、長い人、無月経の人などがいます。
これら生理不順の多くは脳の視床下部に障害があり、性線刺激ホルモンの分泌が正常に働かなくなることによるものです。
障害のほとんどの原因がストレスといわれています。また脳下垂体や卵巣、甲状腺機能などに異常が起こる病気が原因となるもの、さらには薬の副作用によるものもあります。
これらの関連する病気の疑いがある場合は、婦人科を受診されることをお勧めいたします。
また日ごろからストレスをためない工夫をすることが大切です。
オレガノは、フラボノイドやチモール、タンニンなどが含まれ、殺菌、発汗促進のほか、子宮を刺激する効果があるといわれています。精神安定効果もあり、精神的な生理痛の緩和に役立ちます。ハーブティーは少しピリッとしたほろ苦いスパイシーな味がします。料理に使うと良いでしょう。
サフランは、血液の循環を良くし、体を温める効果があり生理痛や冷え性を改善する働きがあります。また鎮静作用もありますので、イライラ感をやわらげる効果も期待できます。サフランはハーブティーとしてもお召し上がり胃tだけ増す。
マジョラムは精神安定をもたらすハーブです。緊張をやわらげ、精神の高ぶりを鎮めてくれたり、精神的な疲労を緩和さえる働きがあります。安眠効果、冷え性、むくみを改善させ、生理通や頭痛、筋肉痛などの痛みの緩和にも働きかけます。
その他ダンディライオン、ローズヒップ、ハイビスカス、バードック、クミンなども良いといわれています。
比較的継続して摂りたいハーブですので、ハーブティー、お料理など摂り方に工夫をして、ご本人が摂りやすい方法でお召し上がりください。
日本ハーブ振興協会