プラスチック条約策定に関して~プラスチック生産抑制と有害化学物質規制を求める要望署名のキックオフ学習会
~会場(池袋)とオンラインの同時開催
国際プラスチック条約の策定交渉が2024年末に予定されています。プラスチック廃棄物による地球規模の汚染が深刻化しており、緊急かつ国際的対応が求められています。プラスチック条約の策定はこのような国際的対応の第一歩であり、その内容は、人類がこの汚染危機を回避できるかどうかを左右すると言っても決して過言ではありません。
そのためには、①プラスチックの生産量をできる限り減らすこと、②プラスチックに使用される有害化学物質の禁止、制限、段階的廃止の規制措置、③使い捨て製品を含む、問題のある・回避可能なプラスチック製品の使用禁止が必須です。子どもケミネットではこの重要な問題に取り組み、日本政府に対し、積極的に取り組むよう要望するため署名活動を実施します。
梶原夏子氏には、廃プラスチックよりリサイクル用に作られた再生ペレット中に含まれる臭素系難燃剤や非意図的混入物、有機フッ素化合物など有害化学物質についてお話しいただきます。また中下裕子代表には、国際プラスチック条約策定の問題点と署名活動についてお話しいただきます。
プラスチックによる環境汚染問題は、子ども達の未来を左右する重大な課題です。ぜひご参加ください
■日時:2024年8月22日(木) 9:30開場 10:00開始12:30終了
■場所:アットビジネスセンター池袋駅前 別館705号室
東京都豊島区東池袋1-6-4 伊藤ビル・最寄り駅池袋駅(東口)より徒歩30秒
【講演内容】
〇再生プラスチック中の有害化学物質について
梶原夏子氏 国立環境研究所・資源循環領域(試験評価・適正管理研究室)/主幹研究員
・研究課題:難燃製品・プラスチック再生製品等に含まれる添加型化学物質に関する研究、学術博士
〇国際プラスチック条約策定の問題点と署名活動について
中下裕子氏 NPOダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議代表理事/有害化学物質から子どもを守るネットワーク(子どもケミネット)代表世話人、弁護士
■参加費:無料
■参加申込(締め切り日:8月20日)
〇会場参加はメールにて➡kokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp
〇オンライン参加は➡ https://x.gd/0stag
■主催:有害化学物質から子どもを守るネットワーク(子どもケミネット)
事務局・〒136-0071東京都江東区亀戸7‐10‐1 Zビル4F
NPOダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議JEPA内
■本件に関するお問い合わせはkokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp または03-5875-5410
◎このセミナーは2024年度地球環境基金の助成を受けて開催されます。