「こども誰でも通園制度」具体的な運用方法などの検討会始まる | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

市民自治ノート - NPOまちぽっとから

 このブログは、NPO法人まちぽっとスタッフの伊藤久雄が書いています。このブログでは、「市民自治」の推進に必要なさまざまな情報や、NPO法人まちぽっとの活動などを発信していきます。

「こども誰でも通園制度」具体的な運用方法などの検討会始まる

 

NHK NEWSWEB 2024年6月26日

 

3歳未満のすべての子どもが、毎月一定時間通園できる新たな制度「こども誰でも通園制度」が再来年度から全国で実施されるのを前に、こども家庭庁で、具体的な運用方法などを議論する検討会が始まりました。

 

「こども誰でも通園制度」は、親の就労状況などにかかわらず、生後半年から3歳未満のすべての子どもが、希望すれば月に一定時間通園できるようにする新たな制度です。

 

現在、先行して31の自治体で試行事業が行われていますが、再来年度から、全国すべての自治体で本格的に実施することが決まっていて、26日に、こども家庭庁で第一回目の検討会が開かれました。

 

検討会では、運用方法などについて議論が行われ、参加した委員からは「利用時間を試行事業よりも長くするべきだ」とか「安定的に事業を運営するためには、利用料を引き上げるべきだ」といった意見が出されたということです。

 

検討会では今後、

▽試行事業で月10時間までとしている利用時間をどうするかや

▽必要な保育士などの人員配置の基準

そして、

▽利用料の設定などを

複数回かけて議論し、ことし12月に中間的な取りまとめをすることにしています。