能登半島地震の警告―柏崎刈羽原発の耐震安全性
オンライン被ばく学習会 参加費無料
4月15日(月)午後7時~10時
講演:立石雅昭さん(新潟大学・名誉教授)
主催:放射線被ばくを学習する会
共催:富山大学科学コミュニケーション研究室
申込み:https://forms.gle/SPC6PULNNK94Xw4i9
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元日の能登半島地震は原発の避難計画や耐震性審査があてにならないことを明らかにしました。
危機感を抱いた東電柏崎刈羽原発の地元・柏崎市は田中俊一・初代原子力規制委員長を講師として“避難は有害“とする講演会を開催しました。
3月16、17日実施の毎日新聞世論調査では昨年と違って原発再稼働「反対」が45%で「賛成」の36%を上回りました。
4月15日のオンライン被ばく学習会では、能登半島地震の警告をふまえて柏崎刈羽原発の耐震安全性について、新潟大学・名誉教授の立石雅昭さんにお話しいただきます。
ぜひ、ご参加ください。
放射線被ばくを学習する会
<立石さんの講演内容>
福島原発事故から13年が経とうとした時、能登半島地震が改めて大きな警告を発しました。地震は原発にとって最大のリスクです。原発の耐震安全性を高めるために、能登半島地震から学ぶべき3つの視点をお話します。
①大地震を引き起こす震源断層の連動性の評価
②地震波の伝搬と増幅過程の解明
③地震による隆起・地殻変動について、です。
福島原発事故後、世界一厳しいとうたう規制基準のもとで、この基準に適合しているとして次々に再稼働を進めてきた政府・規制委員会と電力事業者。その申請・審査内容は、上記の視点に照らして極めて不十分なものであり、安全を担保しているとは言えません。いくつかの原発の具体例を挙げながら、問題点をお話しします。原発事故、次も日本とさせないために、声を集め、広げたいと思います。