非正規春闘 : 介護現場の悲鳴が聞こえてくる〜低賃金・過重労働・集団離職 | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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 このブログは、NPO法人まちぽっとスタッフの伊藤久雄が書いています。このブログでは、「市民自治」の推進に必要なさまざまな情報や、NPO法人まちぽっとの活動などを発信していきます。

非正規春闘 : 介護現場の悲鳴が聞こえてくる〜低賃金・過重労働・集団離職

http://www.labornetjp.org/news/2024/0221hokoku

 

→動画(10分)

https://www.youtube.com/watch?v=8YCx4VzWB5s

 

 介護の質が低下し利用者の命が危ない! 2月21日、総合サポートユニオン介護保育支部は厚労省で会見を開き、介護現場の過酷な実態を訴えた。同ユニオンは、非正規春闘の一環として、介護職場3か所に10%の賃上げを要求しているが、あわせて国が介護職一律7万円の賃上げ予算を組み、他産業との賃金格差を埋めるように、同日、厚労省に申し入れた。

 会見で、サポートユニオンの池田一慶さん(写真上・左)は、「2021年には介護施設で高齢者の事故死が1159人に達している。主な原因は人員不足。人員配置基準を満たしていない施設はじつに53%にのぼっている。利用者の命を守るためにも賃上げ7万円が必要だ」と強調した。そして、特別養護施設老人ホームやサービス付高齢者住宅(サ高住)で働く3人が現場の実態を訴えた。