命を賭けて生徒を守る教師にサポート体制を!!【埼玉県南部戸田市 美笹中ナイフ事件】 | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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命を賭けて生徒を守る教師にサポート体制を!!【埼玉県南部戸田市 美笹中ナイフ事件】

 

戸田市 教職員組合

 

●請願趣旨●  

令和5年3月1日、戸田市立美笹中学校にナイフを持った少年が侵入し、生徒を守った先生が刺傷されるという痛ましい事件が起きました。 ・流血の教諭、必死で生徒守る…教室に乱入した17歳、何度もナイフで切ってきた それでも飛びかかった教諭、重傷を負うも生徒に指一本触れさせず 長時間の手術を乗り越え、教諭が職場復帰 市長が表彰「自分だけの力ではない」称賛の嵐  市教育委員会は、現行制度の限りで事後処理を行いましたが、十分な対策が取られたとは言えない現状です。 ・児童生徒を守って負傷した教職員への補償を最後まで行ってください  とりわけ、被害者教諭が困惑したのは、公務災害の申請や加害者との話し合いに際して行政から十分な情報提供が行われず、被害者みずから情報収集をしなければならないということでした。 ・戸田の中学切りつけ 被害の教諭が当時の体験語る 事件後、補償手続き説明なく  今後、このような事件が起こらないよう防犯体制を整えるということは言うまでもありません。しかし万が一それが起きてしまったとき、行政からの十分なケアも受けられないまま、独力で事後処理を行うことは、事件後心身共に傷ついた教職員にとって大きな負担となるものです。学校の安全、教職員が安心して勤務できる環境の保障は、豊かでよりよい教育を形成することにつながります。 ・あの日、教室で…生徒守り負傷の男性教諭、教壇復帰も残るまひ 同僚も心に傷/戸田・中学校刺傷(上)  2023年、埼玉県南部地域では凶悪犯罪が多発しています。子どもたちや教職員が安心して学び合うため、保護者が安心して子どもたちを学校に送り出すためには、今こそ学校の安全を確保することが絶対に必要です。 医師と患者けが、診察室に発砲した疑い…男を再逮捕へ 患者に付き添う妻は無事 その後1・5キロ先で立てこもり銃撃 ・流血の男性、救急車へ…郵便局を襲った強盗、今も逃走中 走る警官「そこ曲がった」 裏手に保育園「怖い」  戸田市および教育委員会は、子どもの学びを守るため、地域の信頼を守るため、そして子どもたちと教職員の生命と安全を守るために、次のことを実現してください。  

 

●請願事項●

学校警備員を現在の単数配置から複数配置とし切れ目のない警備体制を備えること。

学校を狙った犯罪により心身に傷を負った教職員のための相談窓口を設置し、犯罪被害対応から公務災害補償までワンストップの適切なケア体制を整えること。

スクールロイヤー制度を、犯罪被害に対しても十分に活用できるよう整備すること。

 

請願者 戸田市教職員組合   戸田の教育を考える会   

〈2月15日に一次集約・一次提出の予定です〉 連絡先:todatsunion@gmail.com