玄海原発・伊方原発 「プルサーマル発電、一時停止 プルトニウム在庫尽きる 玄海・伊方」 | 市民自治ノート - NPOまちぽっとから

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玄海原発・伊方原発 「プルサーマル発電、一時停止 プルトニウム在庫尽きる 玄海・伊方」

 

朝日新聞デジタル有料記事

https://digital.asahi.com/articles/DA3S15848873.html

 

 「九州電力は26日、玄海原子力発電所3号機(佐賀県)のプルサーマル発電を一時停止すると明らかにした。プルトニウムとウランをまぜた核燃料「MOX燃料」を使う国内初の商業用プルサーマルを始めてから停止は初めてという。2月2日からウラン燃料だけを使い原発の運転は続ける。

 

 九電によると、玄海3号機では09年11月、MOX燃料を原子炉で使い始めた。使用済み核燃料からプルトニウムを取りだす再処理とMOX燃料の加工をフランスの企業に依頼し、これまで燃料集合体36体、約1・5トンのプルトニウムを消費した。

 

 だが、現地に貯蔵するプルトニウムの在庫が尽き、新たなMOX燃料の製造ができなくなったという。

 

国内でプルサーマルを続けるのは4基のみ。四国電力も伊方原発3号機(愛媛県)でプルサーマルを続けるが、同様の理由で今年7月から一時停止する見通しだ。(小川裕介)